<学校史破損>17県51図書館で326冊
毎日新聞 5/13(土) 7:10配信
公立図書館で、所蔵する学校史や学校記念誌の一部が刃物で切り取られたり手で破られたりする被害が、17県の51館で確認された。毎日新聞の調査で分かった。破損されたのは少なくとも計326冊・2773ページに上る。一部の県警は器物損壊容疑で捜査を始めたが、犯人像の特定は容易でない。日本図書館協会(東京都)も被害の実態調査に乗り出した。【まとめ・山衛守剛】
岐阜県が1日に県図書館での被害を公表して問題が発覚し、その後、各地で破損が見つかった。毎日新聞は47都道府県と20政令市の教育委員会や警察などに被害状況や対策を取材した。
被害が確認されたのは、岩手、宮城、秋田、栃木、群馬、神奈川、富山、石川、福井、山梨、岐阜、静岡、愛知、三重、香川、福岡、佐賀の各県。図書館数では石川、福井の10館、破損冊数・ページ数では福井の少なくとも計132冊・1248ページが最も多かった。
多くは岐阜県の公表を受けての調査で発見されたが、福井県立図書館は2015年12月に被害が分かり、今年3月までに93冊・計786ページの破損が判明した。富山県立図書館は1冊24ページが破られているのを約2年前に把握した。
破損されたのは大半が開架資料で誰でも手に取れる状態だった。ただ、貸し出し不可のものが多く、書庫の閉架資料の被害もあり、館内での行為が中心とみられる。主に学校行事や部活動の写真、卒業生の集合写真の部分が刃物で切り抜かれたり、手で破られたりしていたが、ページごと抜き取られるケースもあった。
被害図書館の多くは対策として、学校関連の図書を書庫に移動して閲覧を請求式にしたり、職員がいるカウンターそばに移したりした。
石川県小松市立図書館は学校記念誌を閲覧禁止にした。
一方、群馬県立図書館は「ほとんどの人はマナーを守っているので、利用制限につながることはしたくない」と見回りを増やすにとどめている。
日本図書館協会の西野一夫専務理事は「学校史などは部数が少なく新たに求めることも難しい。回復不能なケースも多い。胸が引き裂かれる思いだ」と話した。
◇誰が何の目的で
全国各地の公立図書館で確認された学校史や記念誌の切り取り・破り取り。多くは貸し出しがされておらず、他の利用者もいる館内で行われたとみられる。しかし、犯人に関する情報は乏しく被害も広がり、警察による器物損壊容疑での捜査は難航が予想される。
「犯行時期が特定できない上、単独犯か複数犯かの絞り込みも困難。模倣犯がいる可能性もある」。被害届を受けた愛知県警の幹部はそう漏らす。これまで不審者情報はないという。
図書館の多くは館内を撮影する防犯カメラを設置していない。利用者が読んだ本の特定につながり、憲法が保障する思想・信条の自由に抵触しかねないとの考え方からだ。職員によるチェックが頼りで、被害に遭った図書館では見回りを強化したところも目立つ。
各地の被害は1日の岐阜県の公表を機に明らかになったが、犯行時期はまちまち。名古屋市の市立鶴舞中央図書館は2日に全約750冊を調査して5冊7ページの被害を確認したが、6日の再調査で新たに13冊154ページの被害が見つかった。
一方、石川県輪島市立図書館では数年前に被害が発覚し、富山県や福井県でも、以前から破損が確認されたケースがあった。
被害に遭った本の発刊時期は1960年代から数年前までと長期にわたり、捜査関係者は「犯人の目的を見定めることも難しい」と話す。愛知県図書館は小中高関係の611冊中68冊が被害に遭ったが、近くに置いていた幼稚園・大学関係に破損は見つかっていない。【道永竜命、横田伸治】

学校の記念誌“切り取り” 神奈川と埼玉でも被害(2017/05/17 05:57)
全国の図書館で学校の記念誌などが切り取られる被害が相次いでいる問題で、神奈川県と埼玉県でも同様の被害があったことが分かりました。
神奈川県横須賀市立中央図書館によりますと、市立中学校と県立高校の記念誌2冊について、生徒の集合写真の一部がカッターのようなもので切り取られていました。全国各地の被害を受けて11日から調査したところ、被害が確認されました。また、さいたま市北区の市立図書館でも中学校の記念誌の一部が切り取られていました。いずれも数十年以上前に寄贈されていて、切り取られた時期は分かっていません。図書館は館内の見回りを強化するということです。これまでに関東のほか、中部や北陸地方など全国で同様の被害が相次いでいます。
「記念誌切り取り」 東京・葛飾区の図書館でも見つかる
全国の図書館で学校の記念誌の一部が切り取られる被害が相次いでいますが、東京・葛飾区の図書館でも記念誌が切り取られているのが見つかりました。
警視庁などによりますと、被害が見つかったのは、葛飾区の区立中央図書館で、区立小学校の記念誌4冊、合わせて8ページが切られているのが見つかったということです。切り取られたのは、児童らの集合写真で、ページ全体や一部が刃物で切り取られていました。
東京都内では、板橋区の図書館でも記念誌が切られているのが見つかっていて、警視庁は関連を調べるとともに、器物損壊の疑いで捜査しています。
<筆者>
昨今「図書館で学校の記念誌などが切り取られ、器物破損で捜査している」との報道が多くされています。
それらが起こされている目的を述べていきます。
>◇誰が何の目的で
>捜査関係者は「犯人の目的を見定めることも難しい」
と本文にありますが、なんらそれらを定めることは難しいことではありません。
特務機関が、「館内防犯カメラの設置」と「閲覧禁止図書を生み出すこと」への肯定を目的として起こしているのでしょう。
大衆の行動データ(ビックデータ)を蓄積することは支配者層戦略であり、シンギュラリティの為に必要な行為です。
その為には、ネット内のデータを集めることのみならず、それに合わせて、ネットワーク外情報である大衆の行動データを蓄積する社会整備を進める事が必須なのです。
GPS、スマホ、Suica・pasumo、Nシステムなどで人の行動データはすでに蓄積されていますが、それに合わせて、「防犯カメラの設置場所を増やす」ことによってあらゆる場所の情報を瞬時にマイナンバーと位置付けられデータとして蓄積したいのです。
それはビックデータの精度を上げることになります。
図書館内に防犯カメラこと「監視カメラ」を設置することで、具体的に、以下のデータを得ることができます。
「あなたが図書館内で、どの本を抜いて、どのページを何秒見て棚に戻したか?」
「あなたがどの棚の前にどれだけの時間滞在して背表紙を見ていたか?」
「あなたがどのカテゴリーの棚の前にいる時間帯が館内滞在時間の何割であったか?」
これらが瞬時にデータとして自動的に蓄積されるでしょう。
もしその情報がgoogleやyahooなどの検索エンジンと紐づけられたら、例えば昨日図書館で「植物の生体」の本を立ち読みしただけで、youtubeの右のおすすめ欄に「植物の生体関係の動画」が出てくる、などの現象が起きるようになるでしょう。
それは便利でも何でもありません。
つまりそれは、正に自分が情報を取捨選択しているようで、情報をコントロールされているのです。
数ある「植物の生体関係の動画」の中で、向こう側にとって都合がよい言論者が紹介され、注目が集まっているように自然を装って知名度を伸ばすなど複合的な利点もあります。
そういえば今日Twitterにログインすると以下のような画面が表示されました。
「関連度の高いツイートや広告が表示される。」つまり、目に触れる情報がコントロールされるということです。
このようにネット内情報が「趣味、嗜好を読み取られ、その人に応じた表示方法が取られる」という、情報操作が当り前化しようとします。(既にだいぶネット内の情報システムはそうなっています)
そして蓄積された大衆行動情報(ビックデータ)は、もっとダイレクトに特務機関が作る事件などに利用されるであろうことは以前から話してきました。
・マイナンバー制度は、容易に淡路島・平野容疑者のような人物を見つけ出し、犯人にでっち上げることができます
・テレ朝「ワイドスクランブル」防犯カメラの映像解析技術の特集 ~我々が考えなければいけないことは「これらを使って支配者層は何をしようとしているのか?」ということです。
・NWOへの法整備が進むと、「新幹線焼身自殺」のシナリオを不可抗力で起せるようになります。
・本当に自殺なのか、本人が書いた遺書なのか、実際にはわかりません。にも関わらずマスコミは死因を「自殺、いじめ」と断定。~スマホに遺書 青森の中2死亡
そして余談ですが、いずれは
・防犯カメラ(監視カメラ)とドローンが一体化させられる。
・罰則付きで防犯カメラ(監視カメラ)の設置義務を盛り込んだ法案
などが行われると私は予期しています。
そして今回の報道に対する2点目の目的ですが、閲覧禁止図書があるのは当たり前であるという概念の確立も必要です。
閲覧禁止図書が珍しかったら、何が閲覧禁止なのか閲覧禁止図書が見たくなるのは人の性でしょう。
しかし、閲覧禁止図書の数が膨大にあり、その中身は別にどうでもよいものが閲覧禁止図書に指定されていたら、人は閲覧禁止図書の中身に興味がなくなるでしょう。
それが今回で言う、「学校の記念誌の一部」が抜き取られている原因です。
なぜ「学校の記念誌の一部」なのかといえば3点の理由があります。
・個人情報を保護しなければいけないという、閲覧禁止図書指定の根拠になる。
・内容でなく、多くの人にとってどうでもいい内容が閲覧禁止図書に指定できる。
・大量の図書を一挙に閲覧禁止図書指定できる
というわけです。
学校の記念誌は多くに人にとってどうでもいいのです。
だが、そのどうでもよい者の中に、支配者層にとって閲覧禁止にしなければいけない、「本命の書籍」をその中に紛れさせたいというわけです。
youtubeのBAN祭りと似た構図です。
・Youtubeが「BAN祭り」を意図的に起こしている理由。 〜「放送コンテンツを含まないメイン動画その5」突然のアカウント停止について
・アカウント削除から一ヶ月、その後のyoutubeとのやりとり。〜<Youtubeが「BAN祭り」を意図的に起こしている理由 その2>
ただ残念なことに、支配者層にとって閲覧禁止にしなければいけない図書が巷に紛れ、それが大衆に目に触れることができる状態でも、大衆はそれがこの社会をひっくり返すのヒントが隠れていることにすら気づかず、視聴癖、傍観癖でなにもしないでしょう。
つまり、奴隷教育が最高の保守の為のカードであるということです。