生涯未婚率、男性23%・女性14% 過去最高
朝日新聞デジタル 4/5(水) 20:25配信
50歳まで一度も結婚したことがない人が2015年に男性で4人に1人、女性で7人に1人いたことが、国立社会保障・人口問題研究所の調査で分かった。こうした人の割合を示す「生涯未婚率」は、10年の前回調査から男女とも3ポイント以上増えて過去最高を更新した。
研究所は5年に1回、国勢調査を分析して生涯未婚率を割り出している。今回は男性が前回調査比3・23ポイント増の23・37%、女性は同3・45ポイント増の14・06%だった。男性は1970年まで、女性は60年まで1%台が長い間続いたが、その後、増加傾向に拍車がかかっている。
都道府県別でみると、男性では沖縄の26・20%がトップで、岩手26・16%、東京26・06%が続いた。女性は東京の19・20%が最も高く、次いで北海道17・22%、大阪16・50%だった。低いのは男性では奈良18・24%、滋賀18・25%、福井の19・19%で、女性は福井の8・66%、滋賀の9・21%、岐阜の10・00%だった。
同研究所が昨年9月に公表した出生動向基本調査によると、「いずれは結婚したい」と考える18~34歳の未婚者の割合は男性85・7%、女性89・3%だった。高水準だが、「結婚資金」や「結婚のための住居」の確保が障害と考えている人が多く、研究所の担当者は「非正規労働者の増加も生涯未婚率の上昇に影響している」とみている。(井上充昌)
<筆者>
正しいデータがメディアから出るのはまれですが、これは真実に近いでしょう。
生涯未婚率が過去最高を記録です。
この記事にもあるように、その原因の主は貧窮化です。
>、「結婚資金」や「結婚のための住居」の確保が障害と考えている人が多く、研究所の担当者は「非正規労働者の増加も生涯未婚率の上昇に影響している」とみている。
金の流れで支配者層は、大衆の増減をコントロールすることができるわけです。
小泉竹中の非正規雇用者解禁が招いた貧窮化は、少子化への対策の面も大きく内包しています。
このように国会内での「立法」という行為は、我々の生活を大きく左右します。
それを煙に巻く為に、愚民化、言論誘導、エンターテイメントの美化、そして国会の形骸化が作られているのです。
今回の記事は、人口削減したい支配者層の目論み通りの結果なのです。
そしてなぜ、情報誘導する為のメディアが本当の情報を今回出したのかといえば、もちろん「生涯未婚率の人達は増えているから、未婚でもおかしくはない」ということを安易に言いたいのでしょう。
しかし、最後にしっかりと
>研究所の担当者は「非正規労働者の増加も生涯未婚率の上昇に影響している」
と入れたのは、現場でのひと騒動の末、何かドラマがあったのかもしれません。
<関連記事・動画>
・2014年 結婚するカップルが1万2000組減少 結婚できない 子供産めない社会へ
・「同一労働同一賃金」 具体的方策議論する有識者検討会始まる ~正社員の労働を非正規労働者の労働に合わせ、貧窮化を進めることが目的でしょう。
・結婚させない・子供生ませない・女性を労働力にする為に「女性の結婚年齢を18歳に引き上げ、自民提言」
・不平等という理由だけで、結婚の自由が奪われようとしています。目的は人口削減です。~結婚、男女とも「18歳以上」に=今国会に民法改正案