
4人に1人が「自殺したい」 調査開始以来最も高く(2017/03/21 17:29)
「本気で自殺したい」と考えたことがある人は、4人に1人に上るということです。
厚生労働省は去年、全国の20歳以上の男女3000人を対象に自殺に関する調査をしました。それによりますと、「本気で自殺したい」と考えたことがある人の割合は23.6%で、調査が始まった2008年以降で最も高かったということです。このうち、「1年以内に考えていた」人は18.9%でした。一方、自殺防止対策として厚労省が取り組む相談専用ダイヤルなどを知っていた人は7%未満と低く、厚労省は「普及啓発を進めたい」としています。
<筆者>
現代社会で自殺したい願望が芽生えてくることは、当たり前のことです。
食、空間、常識など、無数の社会毒が蔓延し、生物の普遍性である事を悪いこととして常識を書き換え、立法し、犯罪としてしまう社会だからです。
しかもです。
それらを一つ一つ吟味、精査し、具体的に原因と結果を見ることができない「思考力と身体」に大衆がなるように社会設計がされているのです。
前者は、義務教育とメディア誘導など、後者は食や流行(ワクチン接種・製薬・ネット社会、テレビゲームなど)空間の電磁波密度(携帯などの電波)を高められたことからくる運動能力、恒常性の低下などが原因です。両者は相関関係にあります。
もちろんこれらは私が言う社会毒の一部であり、社会に設定されているものの多くが、支配者層の大衆統治システムを強固にすることを目的とした社会設計の為にあります。
ですから「自殺願望があるのは現代社会では至極当然のことである」ということです。
そしてここで声を大にして言いたいのは、自殺願望という「自虐的な願望を抱く根本的な理由」を知ってから、「あなたは何をするかを決めて欲しい」ということです。
「何が原因で、死にたいのか?死ぬのか?その本当の理由を知らなければ死ねないでしょ?」と私は提案したいです。
もう一度言います。
死にたいと思ってしまう「本当の」理由です。
それを知るためには法や社会常識、社会通念を超える抽象度で状況を見なければいけません。
つまり、生物の普遍性に沿った視点と現状とを照らし合わせることで軋轢を顕在化させるのです。
「1000年前の人も我々も変わらないものに指針を置いて見渡す」ということです。
「気分」「死にたいものは死にたい」「つらい」「借金があるから」こんなのは本当の理由ではありません。それらすべてに「なぜ」を付けてください。その先にもその先にも「なぜ」を付けてください。
漠然と自殺願望がある人、「もう死にたい」と心が窮している人、共に、その本当の原因はなにか究明することにまずは情熱を注いではどうでしょうか?
なぜ自分は死にたいという願望に駆られているのか?
その本当の理由を知らずに死んでいいのですか?
自殺したいという願望を、その願望を抱いてしまう「理由の追及」に向けてください。
自殺願望をその究明願望に変えようということです。
それは、あなたを失う社会損失を、プラスマイナスゼロどころか、公益に変える可能性を意味します。
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人が死にたいと強く思うことは、自然の摂理に反しています。
つまり自然の摂理に沿って生きていれば、本来、人は死にたいという願望を持たないはずなのです。
その証拠として自殺願望とは「つらい」のです。
自殺願望を抱いている時がとても楽しく幸せである人はいないでしょう。
人の体は自然に脈を打ち、呼吸し、ホルモン分泌などの生理現象が起きています。
しかも絶え間なく、そしてすべてが同時に起きているのです。
それは延命の行為です。
身体は生きてる間、常に、絶え間なく延命しているのです。
しかし、自殺願望とは、その身体現象に相反して精神が死にたいと思っている。
体は生きるための活動をしているのに、心は死にたいと思っている。
まさに自然に起きている身体現象と反していることが体の中で同時に起きているのです。
それでは心身一体の人体に物理的不調を起こして当然でしょう。
これらこそが自殺願望とは、自然の摂理に反している身体現象であることの証拠なのです。
ですから、なぜ自殺願望を抱いてしまうのかといえば、「自然の摂理に反していることが身に降りかかっているから」という考察が自殺願望の根本原因を知る上での大きなヒントになります。
これらから自殺願望の根源を探求していけば、「我々が生きていく上で、切っても切ることはできない社会環境、それ自体が自然の摂理に反している設計がされている」と気づくでしょう。
「自殺願望の原因は、社会環境の中にある」という視点が大切です。
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