自然分娩を否定する流れに変えてはいけない ~自然分娩<不適切発言>「自然分娩の方が愛着」 小学校教諭、授業で


17211_mater_052_05<不適切発言>「自然分娩の方が愛着」 小学校教諭、授業で

毎日新聞 2/16(木) 8:52配信

 

 東京都品川区立小学校の男性教諭が1月中旬、担任をしている5年生の理科の授業で「自然分娩(ぶんべん)で子供を産んだ方が、帝王切開で産んだ時よりも親は愛着を抱きやすいという説がある」と発言していたことが15日、同校への取材で分かった。学校側は不適切な発言だったことを認め、校長と発言した教諭が保護者会で謝罪した。

 同校によると、教諭は人の誕生について学ぶ授業で出産について説明。自然分娩の大変さを説明しようとした中での発言だったという。児童から発言を聞いた保護者が学校に問い合わせて発覚。発言から6日後に予定されていた保護者会の冒頭で、校長と教諭が「配慮に欠ける発言で申し訳ない」と陳謝した。

 学校の調査に教諭は「母親から自然分娩の大変さを繰り返し聞いていたため発言してしまった」と説明。毎日新聞の取材に、品川区教育委員会は「そんな説は確認できていない。不適切な発言で本人も大変反省している」と話した。校長は「傷ついた子供がいたら、真摯(しんし)に対応したい」としている。【大迫麻記子】


<筆者>

「自然分娩できる健康体にしていこう。」という発想は一切なく、帝王切開で生んだ人を守ろうとしかしない社会の流れは、ある目的をもって意図的に成されていることに気づかなければいけません。

帝王切開であると子への愛着がある、ないに関係なく、産道を通して生むことが人の体には自然な出産であることは間違いありません。

人体の構造上、おなかを切らないと子供を産めない体ではないからです。

それが何らかの事情で帝王切開になってしまうのは仕方のないことで、医療の一つとして必要な行為でしょう。母子共に安全であったほうが良いことは言うまでもありません。

しかし、出産が、医療行為になり、そこに資本システムに組み込まれたことから、利益を上げる目的で、「なんでも間でも帝王切開としてしまう」ということが起きています。

昔であれば産婆さんなどの知識と経験で、産道を通し出産することを主体とし、安全にお産していたわけですが、今まで産婆さんが対応できたことであっても、現在は医療責任やら、賠償問題などで「出産とは、医師が行政指導に従って医療行為として行う」という風に、お産の在り方が変わってきているのです。

そして、同時に、社会毒の蔓延、高齢出産が増えていることから、妊婦が産道を通して生む体力がなく、帝王切開での出産が増えているのです。

・出産が医療になったこと
・妊婦が健康体ではないこと
・晩婚化で出産の高齢化

これらが帝王切開が増えている原因です。

産道を通して生むことは、良い経験になったと言うことは出産経験者は口をそろえて言うことです。両方経験した人は、それらは「生んだ実感」が違うと言います。

帝王切開で生んだ人は妊娠出産したにもかかわらず、生んだ実感が薄いということも本人の口から言われていることとしてあります。

「自然分娩の方が子への愛着があるか、ないか」という議論ではなく、帝王切開した人は、自身の健康を向上させなければいけない、という契機にするべきです。

そしてこの手の社会の動きから、帝王切開を肯定するのではなく、「自然分娩するためには日ごろからどのように生活を送ればよいのか?」「帝王切開したのだから体が弱っているはず、健康に人一倍気を使わなければいけない」ということを考えて生活しなければいけません。

それらは必ず子への健康の観察に生かされます。

そしてこの記事を読んで私が危惧したことがあります。

それは「自然分娩の方が子への愛着があるか、ないか」という流れを、自然分娩を否定する流れに変えてはいけないということです。

昨今社会は、性交悪、母乳悪、液体ミルクの解禁、虐待の概念拡大、産後うつ病の新設と、子供を産ませない社会設計を進めていますから、「自然分娩の方が子への愛着」という話題を、差別などと捉えることで、子供を産ませない社会設計への流れに組み込むことを模索している可能性が大いにあります。

つまり、「自然分娩の人が、子供に愛着を持つ行為が、帝王切開した人への差別であり、帝王切開した人と守れ!」と言い出し、逆に自然分娩し・に・く・い・常識に書き換えることを画策している可能性があります。


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自然分娩を否定する流れに変えてはいけない ~自然分娩<不適切発言>「自然分娩の方が愛着」 小学校教諭、授業で」への3件のフィードバック

  1. chibaco

    そうなんですよね…。今はまだ出産後は「自然分娩でよかったですね」「母乳で育てられてよかったですね」と、年配の助産師さんなどには言われましたが、こういうことも”帝王切開の方を気づかって”言われなくなるような気がします。
    さゆさんが言われているように、”帝王切開そのものはやむを得ず、母子の命のために行われる場合もある”と、考えればわかる話をわざわざ”愛着”という他者では判断できないようなものを出してきて論点にするのは今後、自然に分娩することがとても難しいような話になる、その常識化の前段階なんでしょうね。
    私が出産前に話した同時期に出産予定の妊婦さんで「無痛分娩を希望してるの。アメリカでは8~9割は無痛分娩なのにね。」と言っている方がいました。無痛分娩ということは病院でしか子供を産むことができません。(もちろん、体調などで無痛分娩でしか産めない場合はあるとはわかりますが)そういうふうに日本や、自然妊娠~自然分娩が通常の国でもしていきたいんだな、と思いました。 悲しいことですが、さゆさんの危惧している”妊娠~出産は病院でするもの”ということが常識の未来はそんなに遠くない気がします…。

  2. 甘えび

    自然分娩(わざわざ自然とつけることに違和感ありますが)と帝王切開の決定的な違いは、自然分娩では、産道を通る際に母親から様々な菌を取り込むことで、子供の腸内環境が自然とできることです。もちろん、母親の腸内環境がよい状態であることは言うまでもありませんが。
    帝王切開だと、それがないので出産後徐々に腸内環境を育てていくことになります。
    まして、産道の圧力や締めつけも経験しないので、それこそストレスに弱くなる可能性もありますよね。

    腸内環境は、体と心にも影響しているので、このスタート時点における違いが、その後の健康度合いにも関わってくるのではないかと思います。

  3. 米澤 敦晴

    本来、出産は人間にとって、自然な行為なのに医療が当たり前のように関与すること自体がおかしい。病院では、陣痛促進剤により出産の時間を調整されたり、帝王切開が当たり前のように行われている。出産に医療が介入することで、障害をおって生れてくる子供が増加する。医療とは病気を治すために存在するのではなく、我々に障害をおわせ、病気にして苦しめるために存在する。そういえば、政府が乳児用液体ミルクを国内で製造・販売できるようすることを検討しており、その理由として「育児の利便性を向上する」との答弁があった。はたして、「育児」に「利便性」が必要なのだろうか。「ワンオペ育児」という言葉と同じで、「育児」を軽視させようとする魂胆がありありと感じられる。

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