<その1>動物愛護の拡大は、人間社会へのルール強化と虐待概念の拡大を担っている。~騎手のムチ、パッド付きに。競走馬の負担少なく


ws000591騎手のムチ、パッド付きに…競走馬の負担少なく

読売新聞 12/12(月) 19:49配信

 

 日本中央競馬会(JRA)は12日、レース中に騎手が使うムチを国際規格に合わせ、競走馬への負担が少ない衝撃吸収素材のパッドを付けたものに変更すると発表した。

来年1月から導入する。パッド付きのムチは馬に当たる部分に突起がなく滑らかになっている。JRAによると、海外で競馬を開催する主な国では動物愛護の観点から義務化が進み、日本が最後となっていた。


<筆者>

人間は、「わが身の視点」があるのが当たり前ですから、人と動物の関係性は、人間と人間の関係性にも通じます。

ですから動物愛護の概念拡大とは、人間社会での虐待の概念を広げることを意味するのです。

つまり、「人間社会での虐待の概念を広げること」を目的として行われているのが、動物愛護の正体です。

動物愛護組織の末端で活動している方達の善意は、人間社会の虐待の概念の拡大へと利用され、それは大衆統治システム構築に利用されているという事です。

動物に対して「してはいけないこと」を作り出すことは、一方人間に対して「動物にしてはいけないことなのだから、人間にしていいはずがない。」という風に人間社会のルール(常識、社会通念)を強化することに自ずと繋がるというわけです。

動物愛護を強化するとは、イコール人間社会のルールが同時に強化されているのです。

今回の、パッド付きの鞭の義務化は馬が痛くないようにということですから、鞭の機能性を下げているわけです。ゆくゆくは「馬をたたいてはいけない」とされるでしょう。

そもそもの問題である、馬が経済動物として飼育繁殖されていることは棚上げで、です。

皆さんの中には、「人間社会での虐待の概念を広げること」が目的であるなら、人を叩くことは既に傷害罪ではないか?と言う方もいると思います。

しかし、我々にとって身近な動物であるペットは、現代では家で飼うものになり、人間との距離が近づいています。

仮に家庭の中に、叩いた叩いていないで、「虐待か、虐待ではないか」、「犯罪か、犯罪ではないか?」という議論がペットで起こるということは、当然人間同士、親子関係などで起こることも意味するのです。

仮に親が子供を叩いてしまった。それが犯罪親でしょうか?虐待でしょうか?

これで人間関係の健全な成熟がなされるでしょうか?

常識、社会通念とは、生活に根付き、行動を左右し、あらゆる場面に現れ、善悪を司るものです。

そして人は、大人であろうが、子供であろうが、その成長の過程で様々なことが起こり、それを乗り越えていくことで成長していく生き物でしょう。

人の成長の過程で起こる小競り合い、葛藤を逆手に取り、犯罪とすることで、人間社会のルールを強固にしているのです。それら犯罪を作るために、細かな変革を積み重ねることで常識・社会通念を書き換えているのです。それは大衆統治システムを強固にする為の戦略的社会設計なのです。

動物愛護で虐待の解釈を拡大することは、大衆内のルールを補完し、強化する為に利用できるのです。

それが正に今回の鞭にパットを付けるという変化が示している方向なのです。

そして、これらは「かわいそう」などという感情が変革の契機にされていることも、益々虐待、や愛護の概念が際限なく拡大していく可能性を秘めた大きな問題点でもあります。(生き物が「かわいそう」で自粛の流れは続記事の<その2、3>をご覧ください。)

そもそも、動物への扱いに対して、社会ではダブルスタンダードどころか、多くの矛盾があります。

動物を叩いてはかわいそう、愛護と言われている反面、一方で人間は馬を食べるわけです。

馬を鞭で叩くことをいけないとする社会風潮の一方で、食べるために哺乳類動物を人は家畜としています。

馬のみならず、毎日、鳥・牛・豚が人に食されているわけです。

つまり、叩くのはかわいそう、でも殺して食べるとは、矛盾そのものであり、視点を変えれば、このような矛盾が人為的に作られているのです。

さらに視点を変えれば、その「矛盾」はメディアと行政による企業圧力によって「叩くのはかわいそう」という虐待の概念が拡大されています。

またさらに視点を変えれば、金のコントロールによってそれらは達成されているのです。

↓ 次の記事に続きます。

<その2>動物愛護の拡大は、人間社会へのルール強化と虐待概念の拡大を担っている。~これら自粛の流れこそが常識の書き換えと言う、「大衆洗脳」を目的としているのです。さっぽろ雪まつり名物「魚氷」 かわいそうで中止


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