

米大統領選 トランプ氏、再集計要求に強く反発する声明
フジテレビ系(FNN) 11/27(日) 12:32配信
アメリカ大統領選で、第3党の「緑の党」が、激戦州・ウィスコンシン州などの投票結果を、再集計するよう求めていることを受けて、トランプ次期大統領は、強く反発する声明を出した。
これは、「緑の党」のスタイン氏が、投票結果が操作された可能性があるとして、トランプ氏が勝利したウィスコンシン州などで、再集計を求めているもので、クリントン陣営も、この動きに参加する見通し。
すでに、ウィスコンシン州では、再集計される予定となり、「緑の党」側は、ミシガン州、ペンシルベニア州でも、同様の活動を進めている。
これに対して、トランプ氏は、「ばかげた要求だ」と批判したうえで、選挙結果を尊重するよう求めた。
現時点での可能性は低いとみられるものの、仮に、これら全ての州で、クリントン氏逆転となれば、選挙結果自体が覆るだけに、動きが注目されている。
最終更新:11/27(日) 12:32
ウィスコンシン州再集計は「ばかげてる」 トランプ氏が批判
CNN.co.jp 11/27(日) 9:53配信
ワシントン(CNN) 米大統領選の不正疑惑をめぐり、ウィスコンシン州が小政党「緑の党」の要請で再集計を実施することになった問題で、ドナルド・トランプ次期大統領は26日、再集計を「ばかげた詐欺」と批判する声明を出した。
トランプ氏は声明で、同州に要請を出した緑の党の元大統領候補、ジル・スタイン氏が再集計の資金集めと称して「私腹を肥やそうとしている」と主張。集まった資金の大半が「このばかげた再集計」には使われないだろうとの見方を示した。「ばかげた」再集計という言葉は、声明の表題にも使われている。
声明はさらに、民主党候補だったヒラリー・クリントン氏がすでに敗北を認めたことを指摘し、疑念の的になっているウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニアの各州ともトランプ氏が「大差で」勝利していると主張した。
スタイン氏は同州での再集計にかかる費用をインターネット上で募り、すでに500万ドル(約5億6000万円)以上の資金を集めた。再集計は今後1週間のうちにも実現する見通しだ。
同氏はCNNとのインタビューでトランプ氏の主張を退け、集まった資金は再集計専用の独立口座に入っていて、ほかの目的で使うことはあり得ないと強調。選挙戦ではトランプ氏自身、選挙制度が「仕組まれている」との主張を展開していたと指摘した。
クリントン陣営とホワイトハウスは、投票システムが不正に操作された証拠はないとの立場を示している。ただクリントン陣営は26日、公正さを確保するためとして、再集計への動きに参加すると表明した。
激戦3州の再集計求める動き 「ハッキングで不正操作」
朝日新聞デジタル 11/25(金) 17:34配信
今月8日に投開票された米大統領選で、激戦となったペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州について再集計を求める動きが広がっている。コンピューターへのハッキングで投票が不正操作された可能性があるとしている。
ミシガン大のコンピューター科学者アレックス・ホルダーマン教授らは、以前から州の集計システムの脆弱(ぜいじゃく)性を指摘していた。
大統領選では、民主党全国委員会やクリントン前国務長官の陣営幹部のメールがハッキングされ、内部告発サイト「ウィキリークス」が次々暴露した。ロシアの関与が指摘されている。科学者のみならず、支持者が投票用紙の再点検と再集計を求める請願書を州に提出する動きもある。
激戦3州でのトランプ氏とクリントン氏の得票率の差は1・2ポイント以下。全米の得票総数はクリントン氏がわずかに上回っているが、州ごとの勝者総取り方式による獲得選挙人では、トランプ氏が290人で、クリントン氏が232人。この3州で結果が覆れば、クリントン氏の逆転勝利となる。ただ、今のところクリントン陣営に再集計を求める動きはないという。(ワシントン=佐藤武嗣)
朝日新聞社
ワシントン(CNN) 米大統領選挙の集計結果が不正に操作された可能性が伝えられた問題で、緑の党の候補だったジル・スタイン氏の陣営が23日、激戦州での集計のやり直しを求めるために必要な資金集めに乗り出した。
スタイン氏の陣営によると、再集計を申し入れるためには25日までに200万ドル(約2億2500万円)を調達する必要がある。陣営責任者のデービッド・カッブ氏はフェイスブックに23日掲載した声明で「過去48~72時間の間にサイバー事案などの専門家から我々に対し、全米で集計結果が不正に操作された可能性があるという非常に憂慮すべき情報が寄せられた」と説明し、支持者らに寄付を呼びかけた。
同陣営などはミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンの3州の開票結果について再集計を求める意向。これに先立ち民主党のヒラリー・クリントン氏の陣営にも、この3州について再集計を求めるようセキュリティー専門家が促したと伝えられていた。
得票数はトランプ氏よりもクリントン氏の方が多かったとする集計結果も加わって、リベラル層の間では捜査を求める圧力が強まっている。
皮肉なことに、1カ月前に選挙結果が不正操作されると主張して結果を受け入れない可能性があると表明していたのは、大統領選で勝利したドナルド・トランプ氏の方だった。
報道によると、クリントン陣営にはミシガン大学のアレックス・ホルダーマン教授らが接触し、電子投票マシンが使われた郡ではクリントン氏の得票が想定より7%少なかったことを伝えたという。
クリントン陣営は今のところ、こうした報道についてコメントしていない。ホルダーマン教授にも取材を試みたが接触できなかった。
ワシントン(CNN) 米大統領選の投票で一部の州がハッキングによる不正操作を受けていた可能性を指摘されている問題で、緑の党の関係者は25日、ウィスコンシン州における票の再集計を同州選挙管理委員会に申し立てた。同州では2週間前の選挙で、ドナルド・トランプ次期大統領が勝利していた。
緑の党のウィスコンシン州議長によれば、同党が求めているのは「書類記録の照合」で、単なる再集計より踏み込み、投票システムの健全性に関する調査を行うものだという。同氏は、今回の動きは選挙に基づく民主主義が機能しているかを見極めるための第一歩だとしている。
同党の大統領選候補者、ジル・スタイン氏が再集計に向けて集めている資金は感謝祭を経て500万ドル(約5億6000万円)以上に達し、当初の目標の200万ドルをはるかに上回った。25日時点での目標額は700万ドルとなっている。
同氏は24日、CNNに対して、コンピューターの専門家が重大な疑念を示していることや、投票者や党のデータベースなどに侵入事件があり、ハッキングされる可能性のあるシステムに選挙が依拠している点を指摘。「米国民は自身の投じた投票に確信を得る権利がある」と述べていた。
同州選管は25日午後、スタイン氏と緑の党からの請願を受理したと発表。同州での再集計に向けた準備を進めていることを明らかにした。再集計はスタイン氏陣営が費用を支払った後に行われ、現在その額を算定中だという。
ハッキングの専門家らは今週初め、電子投票システムを使った一部の郡で有権者の投票率が低かったことを踏まえ、投票システムがハッキングを受けていた可能性があるとして、民主党のクリントン陣営に注意を促していた。ただ、現時点では不正操作があったという証拠は一切示されていない。
ウィスコンシン州のほか、ミシガン州やペンシルベニア州でも再集計を求める動きが出てきているが、勝者がトランプ氏からクリントン氏に変わるかは不透明だ。ペンシルベニア州では現時点でトランプ氏が6万票以上上回っている。
クリントン陣営は再集計をめぐる議論から距離を置いているほか、トランプ陣営もこうした動きを重視しない姿勢を示している。
<筆者>
もちろん騒動は、正しい選挙結果を解明しようなどということとは関係のない他の目的をもって行われている騒動でしょう。
なぜなら、一報をCNNが報じその後の日本のマスコミも一斉に報じているからです。
支配者層の為のこれらメディアが、彼らにとって都合の悪い事を報じるはずがありません。
彼らが意図的に何かの目的を達成するために起こしている騒動であることは間違いありません。
マスコミとはそうゆうものです。
この騒動の目的は、二通り考えられます。
一つ目は、恐らく再集計してもなにも変わらなかった。
「不正はなかった」とするための再集計なのでしょう。
金を集め、騒ぎ、散々有権者を振り回したがしかし、当落に関係はなく、金と労力を使っただけ。
「再集計なんかしても良い事はないよ。」としたいのかもしれません。
そして二つ目のパターンは
本当に再開票でヒラリー・クリントンが大統領に返り咲くというシナリオの可能性です。
その可能性も十分にあります。
なぜなら、私が常々言っているように、どちらも同じ穴の狢ですから、支配者層にとっては、どちらでも大衆統治システムを強固にする仕事がなされることに、変わりはないわけです。
そして、もし再開票して結果が覆るようなことがあったら、「本当に民意が反映している選挙が行われたのだ」と、選挙の民主性を改めて証明することになるのです。
つまり、選挙制度自体がおかしいのに、「その選挙には民主制が反映している」とより強く選挙の民主性を大衆洗脳することができるのです。
その再開票された結果すらも、「改ざんされている」と気づく者は、不正選挙の可能性に気付いている者より、よりマイノリティーになるということです。
つまり、ヒラリーが大統領の座に返り咲くことが選挙の公平さを偽る方法であるのです。
どちらも国民の代表ではないのにです。
我々はもっと事を冷静に見なければいけません。
ヒラリーVSトランプの構図になっている事がそもそもおかしいのです。
本当に大衆の為に命を懸け、公益をもたらす米国のリーダーは、メディアが一切無視し、大衆が認知できないところにいるのです。
視点を変えれば、「それらを大衆に認知させないようにする為にメディアがいる」のです。
選挙とは、メディアと、選挙を管轄する省庁(日本でいう総務省)を制する者の独り舞台なのです。
<以下、関連記事・動画一部>
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・お仲間同士の敵対偽装お疲れさまでした。 ~クリントン氏の捜査せず トランプ氏側、方針を一転
・仲間が集うと実にいい笑顔、表情になります。~アメリカ大統領選挙。クリントン、トランプお仲間同士最後の直接対決
・TPPは実現する、しないなどは情報攪乱、大衆誘導であり、既にTPP内容に沿うような状況は起きている。~トランプ氏が「TPP離脱」表明
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