「車や美術品盗むより軽い罪だと」少女誘拐
日本テレビ系(NNN) 11/2(水) 19:46配信
埼玉県・朝霞市で少女を誘拐し、監禁した罪などに問われている寺内樺風被告の裁判が開かれた。男は誘拐や監禁について「車や美術品を盗むより、断然軽い罪だと思っていた」と述べた。
■中学生の時から女の子を誘拐する願望を抱いていたという寺内樺風被告(24)。2014年3月、異常な願望を実行に移した。
■埼玉県・朝霞市で、当時中学1年生の少女を誘拐し、実に2年にわたって監禁した罪などに問われている。
■2日の裁判で、寺内被告は「少女の誘拐や監禁は車や美術品を盗むより、断然軽い罪だと思っていた」と話した。
■初公判で寺内被告は「誘拐して数日から数週間は監視していましたが、それ以降の2年間は、外出もしていたので、監視していた意識はありません」と起訴内容を一部否認していた。
■2日に行われた被告人質問。寺内被告は、薄く笑みを浮かべて法廷に入った。そこで語られたのは、感情を失い、常に孤独を感じていたという自らの生い立ちだった。
■寺内被告「中学時代の人間関係のこじれから、社会性を培うことができず、感情に関わるところが退化した」「自分の家族がいなくなっても、悲しむ感情はありません」
■大学時代には、友人と一緒にドライブを楽しむこともあった寺内被告だが、常に孤独を感じていたという。
■寺内被告「大学生でも孤独で、なんでこんなに人は孤独なのかと思い、社会から隔離された人間を観察してみたいと思うようになった」
■そして、誘拐をついに実行に移した寺内被告。誘拐から、約1か月にわたり、少女に薬物を与えるなどして、洗脳を試みたという。
■一方、検察官から、監禁中、教育を受けられなかった少女について問われると、寺内被告は「少女が逃げ出すことは想定していなかった。本を読んで勉強してもらえばいいと思っていた」と身勝手な主張をした。
■裁判には、少女の母親も出廷し、ついたての中から、精神的に不安定だという少女の近況について話した。
■少女の母親「娘は今も、他人の視線が怖く、1人で外出できませんし、男性を怖がるようになりました」「娘が社会復帰できる日が本当に来るのかが一番不安です」「娘の2年間をめちゃくちゃにしたんだって分かってほしいです」「一生、刑務所から出てこないでほしいです」
■涙ながらに話す母親の言葉を、寺内被告は、硬い表情で聞いていたという。弁護側は、事件当時、寺内被告は、統合失調症だったと主張している。
今年3月に埼玉県朝霞市の少女(15)が2年ぶりに保護された誘拐事件で、未成年者誘拐と監禁致傷、窃盗の罪に問われた寺内樺風(かぶ)被告(24)の第2回公判が2日、さいたま地裁(松原里美裁判長)で開かれた。被告人質問に臨んだ寺内被告は「(少女は)人間ではなく動物というか、生物と接しているような感覚だった。車や美術品を盗むより断然軽い罪だと思った」などと話した。
寺内被告は丸刈りに黒いスーツ姿で証言台の前に座った。被告人質問の間、上を向いて考えるそぶりを見せたり、うつむいて目をつぶったりしながらも、よどみなく問い掛けに答えた。
検察側は、寺内被告が逮捕後の調べで少女を「被験者」と呼んでいたと指摘。「犯行は実験のような感覚だったのか」と問いかけると、被告は「残念ながら完全にそういう認識だった」と答え、「人間ではなく動物というか、クリーチャー(生物)と接している感覚だった」と説明した。ピストル型催涙スプレーを所持していたことについては「騒がれたりしたら突き付けて脅すことを想定していた」とした。
さらに、弁護側の質問で、動機を問われると「中学での人間関係のこじれから、社会性を培う機会がなく、感情が退化した。人の気持ちが知りたかった」と振り返り、「(留学先の)バンクーバーの図書館で洗脳に関する本を手に入れ、インスパイア(触発)された。帰国後、孤独のため人を観察したい気持ちが芽生えた」などと説明。監禁後の目的を「デイトレーダーか何かにしたらいいのかなと思った」と明かした。
誘拐罪に関しては「車や美術品を盗むより、断然軽い罪だと思っていた」。少女に対する思いとしては「全く行う必要のなかったことをしてしまい、私の身勝手なことで誠に申し訳なく思っています。可能なかぎり、自分のできる範囲で償っていければと思います」と、座ったまま深々と頭を下げた。
寺内被告は千葉大2年時の2012年9月から1年間休学し、カナダ・バンクーバーへ語学留学。翌13年4月から4か月間、米カリフォルニア州にあるパイロット養成学校に通い、帰国後の翌14年に犯行に及んだ。起訴状によると、寺内被告は朝霞市で14年3月、当時中学1年の少女を車に乗せて誘拐し、今年3月まで千葉市や東京都中野区の自宅で監禁。少女に重度の心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせたとしている。
最終更新:11/3(木) 6:10
埼玉県朝霞市で中学生だった少女(15)が誘拐され2年ぶりに保護された事件で、未成年者誘拐と監禁致傷などの罪に問われた寺内樺風(かぶ)被告(24)の第2回公判が2日、さいたま地裁(松原里美裁判長)で開かれ、寺内被告が、被害者に謝罪の言葉を口にした。ただ、事件については「残念ながら」「結果的に事件を起こした」などと人ごとのような供述を繰り返した。
被害者の母親が証人尋問に出廷し、被害者の現在の状況を語った。母親は「ずっと微熱が続き、腹痛があり、集中できない。『思うとおりに過ごしたい日々が過ごせない』と泣いている」と明かした。他人の視線が怖く1人で外出できず、家の中でも恐怖が続いているという。
事件前はUSJが好きだったが、寺内被告の実家が大阪と知り、強い口調で「絶対行かない」と話すようになった。監禁されていた千葉、中野の地名にも、拒否反応が出るという。
母親は「娘が社会復帰できる日が本当に来るのか。本当に1人で外出できるようになるのか。家族以外の人間を信用できるようになる日が本当に来るのか」と泣きながら語った。寺内被告に対し「2年がどんなにつらくて長くて、悲しかったか。今後2度と娘の前に現れないで」とした上で「一生刑務所から出さないでほしい」と厳罰を望んだ。
埼玉県朝霞市で中学生だった少女(15)が誘拐され2年ぶりに保護された事件で、未成年者誘拐と監禁致傷などの罪に問われた寺内樺風(かぶ)被告(24)の第2回公判が2日、さいたま地裁(松原里美裁判長)で開かれ、寺内被告が、被害者に謝罪の言葉を口にした。ただ、事件については「残念ながら」「結果的に事件を起こした」などと人ごとのような供述を繰り返した。被害者の母が証人尋問に出廷し「一生刑務所から出さないでほしい」と訴えた。
寺内被告は黒いスーツ姿で、薄ら笑いを浮かべて入廷した。被害者の母親を囲むパーテーションを眺め、首をかしげたり、眉をひそめたり。弁護側の被告人質問に雄弁に答え続けた。
最後に弁護人から促されてようやく、座ったまま回転椅子をクルリとパーテーションの方に向けて「まったく行う必要のなかった行為を、私の身勝手な理由で起こしてしまって、本当に申し訳なく思っています」と上体を倒してみせた。
弁護側の被告人質問では、解説者のような口調で語った。中3でいじめに遭い、クラス全体から疎外されているように感じたと説明。いじめの加害者が処分されず「表面化しなければ何をしてもいいと考えるようになった」と話した。事件を起こした理由を「社会性を培う機会がなく人の気持ちを理解する力が退化し、結果的に本事件を起こしたのが経緯」とした。
検察側は、寺内被告が逮捕後の調べで少女を「被験者」と呼んでいたと指摘。その理由を被告は「人間ではなく動物というか、生物と接しているような感覚だった」などと説明した。
被害者の家族が心配する気持ちについては「よく分からないですね」と供述。弁護人は逮捕後、寺内被告が自分の性格分析を記したメモを取り上げ「三人称の視点で生きている」との記述について質問。同被告は「自分の目で物を見ても、その出来事がパソコン動画のように現実感がない」と説明。
検察側は、被害者側からの損害賠償命令についても質問。寺内被告は「できる限り払っていく」としたが、現在の貯金20万円については「携帯代の支払いに使う」とした。
弁護側証人尋問で出廷した寺内被告の父親は「(逮捕後の診察で)精神疾患を患っている可能性があると聞いた」と証言。弁護人に促されて突然涙声になり、被害者側に向かって「申し訳ありません」と謝罪した。一方、検察側は父親も損害賠償の申し出をしていないことを指摘。弁済ができない被告への援助の意向も質問したが、父親は「考えていない」とした。
次回公判は、寺内被告の精神鑑定が行われた後で開かれる。
<筆者>
前回、寺内と同棲してたアパートの一階にあるサンクスに公衆電話があるにもかかわらず
>公衆電話を探したが見つからず、いったん部屋に戻った後、再び公園に来て年配の女性に「ちょっといいですか」と声をかけたが、「無理です」と断られた。少女は「全く話を聞いてもらえず、ショックで絶望した。誰も話を聞いてくれないんじゃないかと思った」と当時の心情を振り返った。
と少女の供述調書が読み上げられた第一回茶番公判で行われたわけですが。
第一回公判に続き、11月2日に二回目の寺内樺風被告の公判がさいたま地裁で行われたようです。(以下、第一回の公判の分析記事)
・2016年09月27日 朝霞市女子中学生ウソ監禁事件初公判内容が茶番。~アパート一階のコンビニに公衆電話があるのに、「公衆電話を探したが見つからず」
・2016年09月27日 朝霞市女子中学生ウソ監禁事件初公判 ~相互同意の同棲を「監禁」とでっち上げた事件
・<朝霞市女子中学生同棲>寺内初公判「外出したり、アルバイトに出ていたりしたこともあったので、監視ではないと思います。」
前回に続き、今回の第二回公判もその内容を見ていきたいと思います。
>車や美術品を盗むより断然軽い罪だと思った」などと話した。
窃盗罪よりも強姦罪のほうが刑が軽いと言った、元法務大臣松島みどりと同じ発想ですね。
・【性犯罪の非親告罪化1】性犯罪の非親告化は、誰でも逮捕、拘束できる法整備 ~性犯罪の親告罪削除を 刑法改正の要綱を答申
つまり、寺内はシナリオライターがいてその通りに証言しているのでしょう。
もちろんこのような発言をさせることによって、本事件の容疑に対して今後はより重罰化するための契機にしたい思惑が感じられます。
罪が軽いと認識していたにしても、罪であることを認識していたのならなぜ、一緒に外出していたのでしょうか?
>寺内被告が逮捕後の調べで少女を「被験者」と呼んでいたと指摘。「犯行は実験のような感覚だったのか」と問いかけると、被告は「残念ながら完全にそういう認識だった」と答え、「人間ではなく動物というか、クリーチャー(生物)と接している感覚だった」と説明
彼女の生活状況から、監禁していたとは到底当たらないことから、少女を「被験者」と呼んでいたことにして、「監禁感」を醸し出そうとしているのでしょう。しかしそうであったら、そのような情報は女子生徒の証言から出てくるはずなのに、寺内への取り調べからそう呼んでいたあり、女子生徒からの情報としてはそのような情報は一切なく、今になって出てきても、辻褄合わせとしか思えません。
そして、この件は「被験者」という表現ではなく、「偽名で呼んでいた」と、当時報道されていて私も記事で扱っています。
・【朝霞少女誘拐】寺内の友達、彼女と寺内の様子を知っている人がいたら連絡をください。~なんでも隠ぺい工作と結び付ける警察。事件の発覚を防ごうと、少女を違う名前で呼ぶ
>警察は、公開捜査されていた少女と一緒にいることが、周囲に発覚しないよう、偽名で呼んでいた可能性があるとみて、調べを進めている。
事件が発覚しないように別名で呼んでいたとありますが、事件が発覚しないように「被験者」と呼ぶでしょうか?二人で外出していた時も、「被験者」と呼んでいたのでしょうか?
>社会から隔離された人間を観察してみたいと思うようになった
上記のように証言したようですが、そもそも社会から隔離した状態を監視したいのに、被験者と外出する必要があるのでしょうか?
>人間ではなく動物というか、クリーチャー(生物)と接している感覚だった
でも、その人間ではない動物は、料理をし、ファッション誌を購読し、ネットショッピングをし、専用パソコン、専用の部屋、金銭を与えら、宅配を受け取ったりするんですね。
動物がそれらをするでしょうか?
人間という動物の行動そのものでしょう。
>本当に1人で外出できるようになるのか。家族以外の人間を信用できるようになる日が本当に来るのか」と泣きながら語った。
寺内と同棲していた時は、一人で出かけれら、知らない人に話しかけられたのに、寺内との同棲が解消してからなぜ、逆に一人で外出できなくなったのでしょうか?
むしろ、外出したいのに、公判中はダメだ、判決が出て社会のほとぼりが冷めてから、と回りから止められている姿が目に浮かびます。
女子生徒は、ファッション誌を購読していたようですから、今おしゃれを楽しみたいでしょうに、大人の事情で制限されていてかわいそうです。
ネットができるなら、私の動画記事で社会構造を学び、なぜ今の現状になったのかと言えば、社会システムを構築するシナリオに自分が組み込まれたからであり、現代社会の常識がおかしいからであると、しっかりと現状の軋轢が生まれた、根本原因に矛先を向けてほしいと思います。
100年前に生まれていたら、同じことをしていても何らおかしなことになっていなかったのです。
なぜ、今はこんなおかしなことになったのか?と考えることが現状を打破する一歩です。
茶番第二回公判でした。
<以下関連新着記事、動画、記事>
・2016年09月27日 朝霞市女子中学生ウソ監禁事件初公判 ~相互同意の同棲を「監禁」とでっち上げた事件
・<朝霞市女子中学生同棲>寺内初公判「外出したり、アルバイトに出ていたりしたこともあったので、監視ではないと思います。」
⬇️ 画像をクリックで動画へ ⬇️
・<朝霞市中学生女子拉致監禁事件>「女子生徒は拉致され監禁されていた」と決めつけて報道していますが、彼女の意思で彼と生活していたのが真実でしょう。
・<埼玉県朝霞市行方不明女子中学生>女子生徒と寺内は事前にチャットで出会っていた。~両親・警察共に最初から二人の生活を知っていたのではないか?
・【朝霞少女誘拐】寺内の友達、彼女と寺内の様子を知っている人がいたら連絡をください。~なんでも隠ぺい工作と結び付ける警察。事件の発覚を防ごうと、少女を違う名前で呼ぶ
・<朝霞市中学生誘拐事件>「誘拐願望」とは、なんでしょうか? ~また新しい概念を作り上げて、大衆感情に揺さ振りをかけています。
・【朝霞少女誘拐】寺内の友達、彼女と寺内の様子を知っている人がいたら連絡をください。~なんでも隠ぺい工作と結び付ける警察。事件の発覚を防ごうと、少女を違う名前で呼ぶ
・<朝霞市少女誘拐>傘に書いてあった「杏花」を「あんな」とすんなり読めた寺内。行方不明になった2014年3月埼玉県「雨日なし」
・<朝霞市少女誘拐>失踪願望を持つ人向けのマニュアルを参考に、少女にメモや手紙を書かせた。 ~女子生徒と寺内は相思相愛で利害が一致しているから強制する必要なし。
・<朝霞市中学生誘拐事件>わが子の持ち物、記名が心配 誘拐事件受け保護者ら困惑 ~名前を知られたら誘拐されると思っているのでしょうか?
・<朝霞市中学生誘拐>車で何度も下見したのではなく、駆け落ち前に「何度も彼女に会いに行っていた。」ということを拉致・監禁したことに捻じ曲げているのでしょう。
・<朝霞市少女誘拐>傘に書いてあった「杏花」を「あんな」とすんなり読めた寺内。行方不明になった2014年3月埼玉県「雨日なし」