2016年09月27日 朝霞市女子中学生ウソ監禁事件初公判内容が茶番。~アパート一階のコンビニに公衆電話があるのに、「公衆電話を探したが見つからず」


ws000044【埼玉少女誘拐】アサガオ種の薬で洗脳、少女は一時脱出も話聞いてもらえず絶望…寺内樺風被告の法廷で明かされた監禁の日々

 産経ニュース 2016.9.27 19:58更新

 埼玉県朝霞市の少女(15)が2年ぶりに保護された誘拐事件で、未成年者誘拐と監禁致傷、窃盗の罪に問われた大学生、寺内樺風被告(24)=東京都中野区=の初公判が27日、さいたま地裁(松原里美裁判長)で開かれた。公判では、少女を洗脳するためアサガオの種から抽出した麻薬成分を食事に混ぜるといった寺内被告の異常な行動や、少女が誘拐から約1カ月後に逃げ出したものの、助けを求めた人々に話を聞いてもらえず、絶望して寺内被告の部屋に戻ったことなどが明かされていった。

■よどみない説明
 午前10時半前、法廷に入室した傍聴人や記者たちが最初に見たのは、既に席に座って険しい表情を浮かべてこちらを見る寺内被告だった。逮捕時は目にかかるほど長かった髪は丸刈りになり、黒縁の眼鏡をかけ、黒のスーツ姿。松原裁判長から「名前は」と聞かれると、「寺内樺風です」とはっきりと答えた。
 起訴状が読み上げられた。寺内被告は平成26年3月10日、朝霞市で下校途中だった当時中学1年の少女を誘拐し、今年3月まで千葉市や中野区の自宅アパートで、玄関の外側にかんぬき錠を付けるなどして監禁。「君は家族から見放されている」などと繰り返して身体的・心理的に少女が脱出困難な状態にし、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせたなどとされている。
 起訴状が朗読される間、寺内被告はじっと検察官を見つめ、時折目線を上に向けて何かを考えるようなしぐさを見せたり、首を左右に揺らしたりしていた。

 「間違いありませんか」
 松原裁判長に問われると、窃盗と未成年者誘拐の罪については「事実と相違ありません」と認めた。
 一方で、監禁致傷罪については「数日から数週間監視したのは事実ですが、2年にわたり監視した意識はありません。というのも、彼女を家において外出したり、アルバイトに出社していたからです」と一部を否認。「かんぬき錠に関しましては強度が非常に弱く、強力接着剤で簡易的に取り付けたもので、物理的に簡単に取り外せる」などと、よどみなく説明した。
 犯行の間も平然と大学に通い、就職活動も成功し、4月から会社員になる予定だった寺内被告。続く冒頭陳述からは、その内に秘められた狂気が明らかになっていく。

■「監禁し、観察したい」
 「女子中学生か女子高校生を誘拐、監禁して社会から隔離し、その変化を観察したい」
 冒頭陳述などによると、寺内被告は遅くとも平成24年2月ごろからそう考えるようになり、過去の誘拐、監禁事件や洗脳に関する記事や書籍を読み、犯行のイメージを膨らませていった。
 準備は周到だった。25年12月24、25両日に東京都内と神奈川県内で6組12枚のナンバープレートを盗み、車での犯行が発覚しないよう備えた。26年2月下旬、埼玉県の朝霞、新座両市の中学校の行事予定をインターネットで把握。3月4~6日、両市内の数カ所の中学校付近で1人で下校する女子中学生の後をつけ、後ろ姿や自宅を撮影する中で被害者の少女を見つけ、翌7日、少女宅の植木鉢に表記されていた名前を確認した。

■下校を待ち伏せ凶行
 そして10日。下校した少女に「両親が離婚することになった。弁護士から話がある」と話しかけ、嫌がる少女を車に乗せた。その場で「ちょっと休みたいです。しばらく友達の家です。さがさないでください」と書かせ、少女宅のポストに入れた。
 車中では少女にアイマスク。ここで寺内被告は「両親が離婚するという話は嘘だ」と明かし、さらにとんでもない「理由」を言い出した。「本当はあなたの家庭に借金があり、あなたの臓器を売ってお金をつくろうと両親は考えている」。あらかじめ音声合成ソフトで作っておいた臓器売買に関する音声データを聞かせた。少女はただ困惑するばかりだったという。
 千葉県の自宅では「私は捨てられた。帰る場所はない」と繰り返し書かせ復唱させるなどした。また、洗脳の一環として、19、20日ごろ、アサガオの種から合成麻薬LSDに似た作用がある成分を抽出してドラッグを作り、少女の食事に混ぜて体調不良にさせたという。「具合が悪い」と訴える少女に、「寝てれば治るんじゃないか」。21日、少女が「逃げたい」と書いた手紙を見つけると、南京錠などをインターネットで注文した。

■「全く話を聞いてもらえず…」
 公判では少女の供述調書も読み上げられた。そこには、寺内被告の部屋から抜け出して助けを求めたが聞いてもらえず、「ショックで絶望した」という衝撃的な内容があった。
 調書によると、同年4月、寺内被告が「夕方まで出かける」と外出し、玄関に鍵がかかっていなかったため、少女は午前11時ごろに部屋を出て、近くの公園に着いた。そこで子供連れの女性に「ちょっといいですか? 聞きたいことがあるのですが」と話しかけたが、「忙しいから無理」と言われた。車に乗っている人と目が合ったため助けを求めようとしたが、車は行ってしまったという。
 公衆電話を探したが見つからず、いったん部屋に戻った後、再び公園に来て年配の女性に「ちょっといいですか」と声をかけたが、「無理です」と断られた。少女は「全く話を聞いてもらえず、ショックで絶望した。誰も話を聞いてくれないんじゃないかと思った」と当時の心情を振り返った。寺内被告が言う通り、誰にも助けてもらえない状況だと思い込み、再び寺内被告の部屋に戻ったという。
 「捨てられた、帰る場所がないという言葉が頭の中でぐるぐるして、涙は自然と出なくなり、うれしい、悲しいという感情がなくなった」

■両親のメッセージに涙
 少女を救ったのは、寺内被告の目を盗んで検索したインターネットで、両親が「味方だよ、ずっと待っているよ」と自分にメッセージを送っていることを知ったことだった。「涙が出た。絶対逃げたいと思った」「受け入れてくれる。大丈夫だ」
 今年3月27日、少女は中野区の部屋を抜け出し、JR東中野駅の公衆電話から自宅に電話をかけた。「日曜日で、2年前と変わっていなければ家族が家にいると思った。このチャンスを逃したら逃げられないと思った」
 調書で少女は最後に、寺内被告への処罰感情について「刑務所から3~5年で出てこられるのは嫌だ。10年以上入っていてほしい。一生刑務所から出てこられない無期懲役にしてほしいと思います」と訴えた。


<筆者>

初公判が行われた際に記事にしましたが、今回産経ニュースの方で初公判の詳細内容が扱われていましたので、茶番公判を突っ込んでいきたいと思います。

まずは2点報道とは違う点がありました。

【一点目】

>少女宅の植木鉢に表記されていた名前を確認した。

前者は、玄関にあった傘に記入してあった名前を見て女子生徒の名前を知ったと報道されていましたが、それが「植木鉢」に変わっています。

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「なぜ植木鉢に変えたか?」答えは簡単です。

それは、連れ去ったとされる3月、埼玉県朝霞市は雨が降っていなかったからです。この点以下の記事で指摘しています。特務機関の方々。購読ありがとうございます。

<朝霞市少女誘拐>傘に書いてあった「杏花」を「あんな」とすんなり読めた寺内。行方不明になった2014年3月埼玉県「雨日なし」

【二点目】

>下校した少女に「両親が離婚することになった。弁護士から話がある」と話しかけ

とありますが、報道では「寺内自身が弁護士を装って声をかけた。」と言っていました。

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しかし、それが弁護士から依頼されたかのような表現に変わっています。

私は最初から動画でも、記事も、今時安い刑事ドラマのような、シナリオで声を変える馬鹿はない、しかも車の中で弁護士を装っているのになぜ、アイマスクを付ける必要がるのか?と指摘しました。

どうゆう理由で、アイマスクを付けさせたのか?

寺内は運転しているのですから、女子生徒が自分で付けたと思われるわけですが、どうやってアイマスクを付けさせたのかには一切触れません。

<朝霞市中学生女子拉致監禁事件>「女子生徒は拉致され監禁されていた」と決めつけて報道していますが、彼女の意思で彼と生活していたのが真実でしょう。

弁護士を装って車に乗せ、アイマスクを付けさせた直後、車内で臓器売買の話に突如なったようです。これは初公判で初めての情報です。

>「本当はあなたの家庭に借金があり、あなたの臓器を売ってお金をつくろうと両親は考えている」。あらかじめ音声合成ソフトで作っておいた臓器売買に関する音声データを聞かせた。少女はただ困惑するばかりだったという。

少女が困惑したとありますが、困惑しているのは明らかに寺内でしょう。

弁護士を装い離婚話、アイマスクを付けさせ、臓器売買に話が移る。

しかも臓器売買の話は音声データを作ったとの事ですから、計画的なシナリオだったとしたいようが、ではなぜ、その計画性は離婚から臓器売買へと支離滅裂な話になり、弁護士を装ったのでしょう。

↓ どうしても誘拐・監禁とするために、「二人はチャット知り合った」とできない理由があるようです。

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次に移ります。

>21日、少女が「逃げたい」と書いた手紙を見つけると、南京錠などをインターネットで注文した。

この文章が矛盾に満ちています。

まず、「手紙」とは誰か他者に宛てて書くものです。

監禁されている子が誰に手紙を書くというのでしょうか?

もしそれが両親へのSOSの手紙だったならば、所持金がなぜかあり、外出も出来た、手紙もあった、ではなぜ、両親に手紙を送らなかったのでしょうか?

そして、手紙の内容自体が、監禁されている子がその監禁主である寺内の目に触れるところに、寺内の意思に反する、逆上させるかもしれないことを素直に書くことできる環境であり、そもそも監禁状態ではない事を物語っています。

しかも、それを見つけてから、寺内が、「南京錠などをインターネットで注文した」と言っているのですから、それも監禁していなかったという証拠になります。

女子生徒を連れてきてから、監禁するための道具をそろえることが果たして監禁願望がある人の行動でしょうか?

普通なら、手紙を見つけてからネット注文していて届くころにはもうその子はいないことでしょう。。。

この手紙がもし本当なら、そもそも監禁されていなかった事を物語っている事象なのです。

>玄関に鍵がかかっていなかったため、少女は午前11時ごろに部屋を出て、近くの公園に着いた。そこで子供連れの女性に「ちょっといいですか? 聞きたいことがあるのですが」と話しかけたが、「忙しいから無理」と言われた。

この点、前回の記事も出触れましたが、監禁されている子が助けを求めるのに、「聞きたいことがあるのですが?」というでしょうか?

何を聞こうとしたのでしょうか?

普通なら、「監禁されています!警察を呼んでください!」などではないでしょうか。

>車に乗っている人と目が合ったため助けを求めようとしたが、車は行ってしまったという。

当たり前です。車に乗っているのですから。

そして極めつけはこれです。↓

公衆電話を探したが見つからず、いったん部屋に戻った後、

タイトル、そしてTOP画像のように監禁されていたとされるアパートの一階には、サンクスがあり、そこに公衆電話があるのです。

>公衆電話を探したが見つからず

これで、この公判が茶番、当事者の意思、事実など何も反映していない誰かが作ったシナリオであることが明確化します。

寺内は終始アイマスクを付けて外出していたわけではありません。普通に恋人のように手をつなぎ、二人で外し、買い物しているのです。

ですから、一階にコンビニがあり、公衆電話があったことぐらい知っているはずです。

そもそも、助けを求めるのに一階のコンビニではなく、公園に向かうこと自体がおかしな行動であると誰もが気づくでしょう。

>再び公園に来て年配の女性に「ちょっといいですか」と声をかけたが、「無理です」と断られた。少女は「全く話を聞いてもらえず、ショックで絶望した。誰も話を聞いてくれないんじゃないかと思った」と当時の心情を振り返った。

そして、また女子生徒は公園に行って声をかけたとありますが、また「ちょっといいですか?」と声をかけたようです。なにを聞こうと思ったのでしょうか?

>「無理です」と断られた。

とありますが、話しかけて、要件を言う前に、相手に「無理です」といきなり言われるなんてことはなかなかあることではないです。

そんなのは相手が何をしようとしているかはっきりしている時ぐらいでしょう。

駅前のキャッチ、宗教勧誘などです。

女子生徒は見た目が、若い女性なのですから、要件も言っていない段階でいきなり「無理です」という人はほぼいないでしょう。

「どうしたんですか?」と中学生の女子が「ちょっといいですか。」といってきたら、「どうしたの?」と、聞く人が99.9999%でしょう。

つまり、このやりとりもおかしいです。

今後、公判、裁判にも期待しています。


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寺内容疑者の話では、傘は玄関前に置かれてあり、少女の名前が「かな書き」されていた。

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