【動画】「パレスチナ問題を考える」なぜ70年以上紛争は続くのか?なぜパレスチナ人は命がけでイスラエルに居続けるのか?


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【動画】「パレスチナ問題を考える」なぜ70年以上紛争は続くのか?なぜパレスチナ人は命がけでイスラエルに居続けるのか?」への1件のフィードバック

  1. orangesky

    いつも鋭い分析をされていて、
    「なるほど、そういう見方があるのか」と思い勉強させていただいてます。
    ありがとうございます。

    今回の動画に関して、少し思う所がありましたのでコメントさせていただきます。

    ◆パレスチナ人の出国・亡命に関して

    パレスチナ人の9割以上がイスラム教を信奉しています。
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/plo/data.html

    イスラム教の戒律には次の項目があります
    10.自国を侵略から防御しているとき、戦場から逃げること。
    http://www.geocities.jp/ahulal_bayt/islam-questions/islam-f20.html

    つまり、ガザでいうと
    戦場となっている今、ガザから逃げることは戒律を破ることになります。

    では、戦場になっていない時期ならば問題ないのか…?

    このような記事があります↓
    ———————
    (2007.6.21)
    …あまりにも多くのパレスチナ人が国外へ脱出しようと必死になる訳である。
    昨年1年だけでも何万人ものガザ市民が、ヨーロッパ、カナダやエジプトのカイロ、ヨルダンのアマンなどの近隣諸国の首都へ亡命した。
    過去1年の間に88,320名がラファハの国境を通過してエジプトへ出国したが、それに反して入国者は76,176名である。つまり1万2千名が行ったきりになっている。状況が許せば出国者は多分それ以上の数になるだろう。
    西岸地区の首都ラマラーにあるシャムル・リサーチセンターのアハマン・ハヌン部長が行った2006年度の調査結果では、ざっと見ても4万5千人のパレスチナ人がガザからウェストバンク(西岸地区)へ移住申請を申し込んだと出ている。ガザ市内の旅行代理店職員が匿名で語る所によると、偽のビザを入手してくれと懇願する電話が1日当たり50件を下らないという。

    断片的な個人の見解をつなぎあわせてみると、国外へ脱出できた者の大半は、若くて裕福な高学歴者という実像が浮かび上がる。亡命者の多くは、国連やグローバルに活動するNGO法人のような組織に勤務していた官僚タイプである。国連開発機構ガザ事務所の所長カレド・アブデル・シャーフィ氏は、最近だけでも職員の1割が辞め、優秀な者ほど率先して亡命しているようである。その上さらに1割がビザを申請中という実状らしい。

    【難民キャンプからの難民化現象】
    皮肉な現実だが、140万人を数えるガザ全人口の大方は、すでにパレスチナ難民としてこの地に流れ着いた者たちである。そのほとんどは、1948年のイスラエル独立戦争時にユダヤ人に生地を追われてやってきた。
    …(中略)…
    ガザ地区住民のうち70万人以上のパレスチナ人が国外へ脱出、あるいは自宅から非難することを余儀なくされた。そのうち25万人は、近隣諸国へ流出する難民と化すという結果を招いた。
    —————————-
    http://beiryu2.exblog.jp/5680715

    ガザにとって頼みの綱のエジプトとは情勢が不安定…。
    —————————-
    2007年以降、ガザ地区は、イスラエルとエジプトから陸海空を周期的に封鎖されてきた。
    そのため、ガザ地区からエジプトへの密輸トンネルが建築された。
    パレスチナ人たちは、そこから食べ物から燃料まですべてを輸送したのだ。

    エジプトのアブドルファッターフ・アッ=シーシー(Abdel Fattah el-Sisi)大統領が同国側のトンネル出口を封鎖するまで、ハマスはトンネルから、年7億5,000万米ドルの税収を得ていた。

    トンネルは、ハマスの大きな収入源であると同時に、ガザ地区の住人にとってライフラインだった。

    しかし2013年、トンネルが閉鎖された。ガザ地区の人々は、以前にも増して、燃料不足に悩まされるようになった。ガザの発電所は生産限界量の半分程度でしか稼動できなかった。
    —————————-
    http://jp.ibtimes.com/articles/59994/20140802/239262.htm

    陸地続きとはいえ、
    特に一般市民にとって、容易に亡命出来ない状況にあるのは確かです。

    これは今の日本でも同じことが言えるのではないでしょうか。
    放射能汚染が酷い土地に住んでいると分かっていても、
    移住することが出来ない方は沢山いらっしゃいます。
    日本の場合「ただちに健康に影響はない」などと
    わけのわからない洗脳が行われていないこともないですが…
    それでも多くの方が本当の事を知っているはずです。

    移住しないことを選択せざるをえない場合もあるし、
    だからと言ってそれが安全だとかベストだと思っているわけではないという方が沢山いるわけです。

    (因みに、このようなこともあったようです)
    外国人の受け入れに寛容だったドイツでの問題…
    http://www.tkumagai.de/Doku%20Asyl.htm

    まとめますと・・・
    【平時】
    「ビザの入手が困難」
    「ライフライン縮小による困窮」
    「経済的な問題」
    「難民キャンプでの虐殺の歴史(サブラー・シャティーラ事件)」
    「70年の歴史の中で芽生えた近隣諸国への不信感(もあるかも)」
    【戦時】
    上記に加えて「戒律」

    これらにより、戦時であっても平時であっても、
    逃げたくても逃げられない人が沢山居ると思います。
    意図的にそういう所に手を回して逃げたくても逃げられないようにしているのでしょうか…。

    さゆふらっとまうんどさんの動画の中で引用されていたパレスチナ人少女のコメントにあったように、
    「祖国のためにおなじことをしている(奪われた土地は奪い返す)」というような
    考えを持っている方も居るでしょう。
    以前、ブログにUPして下さっていた「5台のカメラが壊された~パレスチナ~」の
    動画に出てこられたような、本当にその土地を愛している方も沢山いると思います。

    でも、安全な土地に逃げられるなら逃げたい人も大勢いるのではないでしょうか。

    これは別の見方として先程のコメントの少女を考えた場合ですが…
    「自分達はどこにも逃げられない」と悟った両親が少女に対して
    「あなた達の子供の世代は私たちよりももっと強く、勇気を持った大人になる。
     だから、希望を失ってはダメ。
     まわりの国は助けてくれないからね。
     土地を奪われ、生命を脅かされる危機は自分達で何とかしなくてはならない。」
    …と教育したとして、
     それがコメントの言葉になって現れた可能性もあるわけです。
     それは洗脳でしょうか?

    国際社会から見放されていると感じ、孤立し、どこにも逃げられない、
    期待していた解放組織の力も衰え、イスラエルから攻められ奪われ、
    もう後ずさりできるほどのわずかな土地も余裕もない中で
    「自分達で戦うしかない」と思う事は必然ではないでしょうか?

    確かに、少女の言葉は狂気が潜んでいるようにも取れますが、
    それは国際社会は助けてくれない、見捨てられている、と思っているからでしょう。
    そう言わせているのは私たちなのだと思うと、胸が痛いです。

    ここに書いたこともまた「このような見方もできる」という一例であり、
    動画中のさゆふらっとまうんどさんの見解を否定するものではありません。
    現に、イスラム教の戒律に関しては洗脳と言えなくもないと思います。

    戦時だろうが、平時だろうが、逃げられるなら逃げたほうがいい。
    命は大事です。
    ですが、障害があるのも事実、
    逃げたい人も沢山いるのも事実、ということで長々書かせていただきました。

    長文、読んでいただきありがとうございました。

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