日銀「日本人の金融知識は先進各国に比べて劣っている」 ~金を牛耳る支配者層の面々にとって戦略通りの結果でしょう。


WS000301お寒い日本人の金融知識 日銀が初の大規模調査(2016/06/17 18:53)

 日銀が金融知識に関する初めての大規模な調査を行った結果、日本人の能力が先進各国に比べて劣っていることが分かりました。

 日銀による調査は、全国の18歳から79歳、2万5000人を対象に経済の知識や金融取引の基本などを問う形で行われました。それによりますと、日本は正答率で10%ほど、ドイツ、アメリカよりも低いことが分かりました。調査では、年収や資産が多い人ほど点数が高く、また能力のある人ほど、金融トラブルに巻き込まれにくいという実態も明らかにされました。日銀の担当者は「日本人には投資などに対して、『怖い』とか『ギャンブル』といった変な先入観がある」と分析し、「若いうちからもっと金融教育を受ける機会を増やす必要がある」と警鐘を鳴らしています。


日銀「日本人の金融知識は先進各国に比べて劣っている」

金を牛耳る支配者層の面々にとっては戦略通りの結果であり、その調査結果に満足していることでしょう。

もし金融知識を大衆がもっと正しく理解していれば、

・景気は中央銀行によって人為的に操作されていること
・金のコントロールは何を目的としてされているのか?
・マイナス金利政策は地銀をメガバンクに吸収するため(BANK-NWO)

などがバレて、切迫した危機であることに大衆が気づき、大衆団結すれば脅威になってしまいます。

つまり、支配者層にとっては大衆が知的であり、正しい知識を持つことなど言語道断。

馬鹿でいてもらわなくては困るのです。

もちろん金融知識といってもただ「増やす」という視点から焦点がズレなければ良いかもしれませんが、アンケートでは経済の知識も問われたようです。

ただ増やしたいという目的で金融知識への興味が派生したとしても、その先にある「お金とは何だろう?」と深い考察をされては困るわけです。

「貨幣は便利。」で思考が止まるのも奴隷教育システムこと「義務教育」が成せる業です。

現代社会では「興味から派生した感情を、調べ探求する。」という知的行為は幼少期から義務教育を強いることによって完全に人の脳内から排除されています。

そしてそれだけでなく同時に、不健康で、思考不明瞭で、他力本願で、自分さえ良ければいい人間を作り上げることに世界を上げて力を注いでいるわけです。

現代社会では、人々の反応が統治システムを脅かさないようにする社会設計がされています。


 

・正しい情報が社会にあっても思考不明瞭で気づかない人がマジョリティー

・多少知的な人でも情報自体が支配者層によって統括され、消され、コントロールされ、言論弾圧されているから現状を打破するための矛先が定まらない。

・貧窮化が進み労働時間に生活時間が奪われ探求への時間がない

・エンターテイメントの蔓延


 

まだまだあげられますがやめておきます。

なお当該記事の、「他国に比べて劣っている」という大義名分を使い、ある方向性へと誘導する根拠にすることは、コメンテーター、有識者、為政者の常套句ですが、それはNWOを進める上では大変都合がよい価値観です。

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日銀「日本人の金融知識は先進各国に比べて劣っている」 ~金を牛耳る支配者層の面々にとって戦略通りの結果でしょう。」への3件のフィードバック

  1. ひつき

    >日銀「日本人の金融知識は先進各国に比べて劣っている」

    日銀ごときにこんなことを言われるのも何なので、少し長くなりますがコメさせて下さい。

    おそらく日銀が言っている「金融知識」とは、アダム・スミスやエンゲルス、マルクスなどを(まあ他にもいろいろいますが)、始祖とし発展してきた経済学の事でしょう。

    詳細は省きますが、これらの有名処の経済学者の連中は支配者層の子飼い(コマ)であることは間違えないです。

    なぜなら、とても単純な事ですが、これらの「学者」が書いた著書のどこを読んでも「通貨発行権を持つ連中の事」が書かれていないからです。(アダム・スミスは18世紀の方なので、通貨発行権についてどこまで知り得たかはわかりませんが、それでも支配者層にとって都合が悪い経済学者だったら、とっくの昔にその言論は抹殺されているはずです。)

    これらの経済学者、今でいうエコノミストの役割は、「通貨発行権を持つ連中の意図や策略を含めて考えると、実は単純でわかりやすい経済」について、その通貨発行権を持つ連中の存在を隠すために、「あえて経済を複雑なもの」にして、巧妙に煙幕を張ることだと思うのです。(だから経済学の一部は支配者層都合のアカデミックなものにしておくことにより、一般大衆にとっては理解しがたいという刷り込みにもなっているのです。)

    繰り返しますが経済学が一般の人達にわかりにくいのは、一番大切な芯の部分「通貨発行権を誰が持つか?」という部分を隠しているからです。

    現在メディア等で活躍しているエコノミストの間でも経済について意見が分かれたり、経済に対する流れの目測を誤ったりするのは、こういった人たちが支配者層都合の経済学しか学んでいないからだと思うのです。(そうでなければ意識的か無意識か知りませんが、ただ大衆を混乱させるための支配者層のコマ連中なのでしょう。)

    そもそも、収入に対する食費の占める割合がどうのとかはただの大きなお世話ですし、万国のプロレタリアアートが団結してもどうにもなりません。

    >景気は中央銀行によって人為的に操作されていること

    そもそも私たちは、支配者層の都合で「景気が悪い」「国の借金が膨大に増え続けている」「だから増税はしょうがない」「年金の徴収は増やして、支払いは減らすけどしょうがない」「耐え難きを耐えろ」などと信じ込まされていますが、これは支配者層が仕掛けた壮大なトリックです。(あまりに壮大過ぎて見えにくいですがw)

    一言でいえば、国境や国籍の概念が無い(必要がない)、通貨発行権を持つ連中が、流通する通貨の量を意図的にコントロールしているだけです。ただそれだけです。本当にばからしいトリックです。

    こういった連中の中で誰か、ギリシャやアルゼンチンが財政破綻したからと言って、首を吊ったやつがいるでしょうか?

    いませんね。この位の事は支配者層にとっては痛くもかゆくもありません。

    現在の様に日本が景気悪くなった理由として我々が信じ込まされていることが、
    ①銀行が調子に乗って融資をしまくったため不良債権が焦げ付いた。

    ②官僚や当時の政治家の連中が私欲に走った。

    ③国民が調子に乗って「マネーゲーム」に勤しんだ。

    などと言われています。でも実際は・・・

    >①そもそも銀行のシステムを考えた支配者層の連中(=「通貨発行権」を持つ連中)が、元本の何倍もの金を貸しだせるシステムを作りました。あえて金のうまみを国民に教え込むために支配者層が音頭を取ってやらせたのでしょう。

    >②所詮支配者層のコマ連中がやる事など大本の連中からすればかわいいものです。その位の事は許容範囲だったから放っておかれたのでしょう。今回の舛添の様に勝手に泳がせておけば、いざと言う時に利用価値が高まりますしね。(桝さんは規模が小さすて悲しいですが・・・)

    >③いわゆる株、先物、土地ころがし(強奪)などを最も巧妙に情報を操作して、失敗しないやり方でやってきたのが支配者層の連中ですね。少なくとも国民の一部が「マネーゲーム」をするときには、多少なりともリスクを負いながらをやるわけですが、その理由は①の結論と同じでしょう。

    さゆさんが指摘されるように「お金とは何だろう?」という疑問がわきにくく、ただお金に対する欲望だけが醸成されるシステム。

    現在は支配者層都合で世界的に「景気が悪い」という状況が作り出されています。

    その理由はさゆさんの過去記事にあるように、大衆の貧困化が進んだ方が、支配者層が文字通り大衆を支配、コントロール、ゆえのNWO化しやすくなるからです。

    ちなみに、消費税増税を先延ばしにしたのは、前回の増税で期待できる大衆の貧困化が予定通りに進んだので、次の増税はたかだか数年程度、焦る必要はないという判断でしょう。

    このように、金を支配する連中は冷血(決して爬虫類ではありませんがw)です。

    前回のさゆさんの記事にもありましたが、「皇族ご親戚麻生タロちゃん」の様に高齢者が金ずるにしか見えない知覚の持ち主です。

    これから、マイナンバーを導入し個人資産をチェックして、効率よくこれらの資産を巻き上げる方法を算段するでしょう。

    だから我々は、日銀が言うこととは違った意味で、「真実の金融知識」を持ち、その対抗処置として、マネー支配の枠組みから抜け出す方法を模索しなければならないように思うのです。

  2. ジョングケイ、イナバ

    経済のみに限らず、基本的な疑問を正す思考が止まってるのは確か。振り返ってみて、子供のころからたくさんの『なぜ?』『どうして?』と疑問だらけだったが、そういう質問は受け付けられなかった。それってなぜかって? 答える方に答えがなかったから。もしそういう質問が出たら、理屈っぽいとか、いいからやれとか、実にいい加減にごまかされて生きてきた。だから真剣になれることがなかったような気がする。そういうと、人のせいにするなっと言われるが、それはその通りだけど、そのような流れを作られていたことは確かだ。人間は教育が全てだと思う。正しく理解した人が教えて初めて『教える』ことになる。お金の仕組みやその意味さらに税金とは、銀行とは? などのテーマが教育の一貫にあれば、舛添が辞めるのは当然と考えるし、退職金など、なぜあげなければならないのだと、『なぜ』と考える習慣さえあれば、働き者の日本人が経済で追い詰められることはないはずだ。今からでも全ての問題に『なぜ、どうして?』と思うように習慣ずけよう。お互いに。

  3. ななし

    何が、我々一般労働者達が劣ってるのでしょうか?
    りっぱに頑張ってるやつは、りっぱに献身的に頑張っているのにだよ。
    このテレビ局に、国民は苦情をたくさんだした方がいいですよ。

    なぜなら、この類いのニュースだけでなく、ひとを嘲る番組が、どのチャンネルでも多いし、きりがない。

    結局のところ、この金融知識はなくても生活できよ。

    株はギャンブルだよ。なにも株の仕組みもわからないやつからみてだよ。

    もっと金融知識を、つけてくださいとこのニュースは、おっしゃってますけど、何にやくたつんですか?

    答えてください。黒田総裁。一般労働者達を、愚弄してるのは、あなたたちですよ。

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