女子大学生自ら110番 その携帯位置確認をせず(2016/05/25 11:52)
東京・小金井市で芸能活動をしていた女子大学生がファンの男に刺された事件で、警視庁が本来すべきはずの女性の位置情報を確認せず、事件現場ではない女性の自宅に警察官を派遣していたことが分かりました。
警視庁によりますと、冨田真由さん(20)は事件の直前に「助けて。きゃー」と110番通報をしていました。しかし、警視庁は本来するべきはずの冨田さんの携帯電話の位置情報を確認せず、事件現場ではない冨田さんの自宅に警察官を向かわせていたことが分かりました。その後、目撃者から「男が女性の首を刃物で刺している」という110番通報が入り、事件現場に警察官を向かわせたということです。警視庁は「手順としては位置情報を確認するべきだったが、冨田さんの住所の情報が表示されたので、それに集中してしまった」としています。
そもそも110番通報における発信元の位置情報を把握するというのすでに始まっているようです。
以下、茨城県警のHPより。
>茨城県内で携帯電話から110番通報したときに音声と同時におおよその位置情報が茨城県警察本部へ通知されるシステムの運用が開始されました。このシステムにより、通報場所等の特定が容易となり、より迅速な対応が可能となります。また、IP電話からの110番通報でも、位置情報が通知されます。
それを今回の報道では
>本来すべきはずの女性の位置情報を確認せず
と言っているわけですが、5日ほど前に以下の記事がありました。
GPS情報、通知せず提供=捜査利用、新指針対応―ドコモ
時事通信 5月17日(火)17時0分配信
NTTドコモが今月発売するスマートフォンの新モデルから、本人に通知せずに捜査機関に全地球測位システム(GPS)の位置情報を提供できるよう端末上の対応を取ることが17日、分かった。総務省が昨年6月、電気通信事業者向けの個人情報保護指針を改定したことを受けた措置。KDDI(au)、ソフトバンクも対応を検討しており、携帯端末の対象機種が拡大しそうだ。
保護指針はこれまで、携帯電話会社が捜査機関に位置情報を提供する際、裁判所の令状と本人への通知を義務付けていた。しかし、本人通知が捜査上の支障になるとして、警察などの意向を踏まえ政府が見直しの方針を閣議決定。総務省はこれを受け、通知義務の規定を削除し令状だけとする新指針を施行した。
「警察がGPS情報を把握していなければ危ないのは大衆であり、大衆のためにGPS情報を警察が取得することが必要である」と肯定するためにこのような報道がされているわけです。
つまり110番通報のみならず、警察が大衆のGPS情報を容易に把握することを肯定するために、「もし警察がGPS情報をしっかりと把握していれば、事件が防げたかもしれない」と言っているのが本報道の目的でしょう。
事件を利用し、「対策」と称して監視社会作りを推し進めている支配者層方針は一切変わりません。
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さゆさん日々お疲れ様です!
今や1人に一台の時代、マイクロチップの代わりに携帯で追跡可能ですね!
今夏、通信速度向上により的確な情報を勝手に収集され、突然車に跳ねられたりするのでしょうね!
その為に大企業を残し育て、外堀の円が小さくなりつつありますね!
日々暴走のニュースで支配者の僕達も明日は我が身!