埼玉県朝霞市であった少女誘拐事件で、2年ぶりに保護された少女(15)が監禁状態にあった千葉市のアパートについて、「窓も内側から開けられなかった」などと説明していることが捜査関係者への取材でわかった。「自分の部屋は室内灯が使えず、夜は真っ暗だった」とも証言しており、県警は寺内樺風(かぶ)容疑者(23)=未成年者誘拐容疑で逮捕=が少女の行動を制限しようとしたとみている。
捜査関係者によると、少女が最初に連れてこられた千葉市内のアパートは3階にあり、部屋は二つ。県警への少女の説明では、アパートの玄関には特殊な錠がつけられていたという。
また、少女と寺内容疑者の部屋は別で、少女の部屋には閲覧制限されたパソコンがあるだけで、室内灯が使えず「夜は真っ暗だった」という。パソコンは使うたび、寺内容疑者に履歴をチェックされていた。
この事件が報道されだしたのが2016年3月27日、東中野駅で女子生徒が110番した日です。
そしてその直後の28、29日から、千葉市稲毛区のマンションでは「鍵が外側からかけれらていた」と、FNNの03/29 00:04に配信された記事で報道されています。
そして私は3月29日に私は以下のように記事で指摘しました。
・<朝霞市中学生女子拉致監禁事件>「女子生徒は拉致され監禁されていた」と決めつけて報道していますが、彼女の意思で彼と生活していたのが真実でしょう。 (以下から転載)
報道では「外から鍵がかけられていた。」と言っていますが、そんな無意味なことをする必要がありません。
なぜなら玄関に外カギをつけていても、ベランダへの窓は空くからです。
しかもベランダの前は人通りはあり、車道、歩道、そして目の前は千葉大学です。
だからこの、千葉市内マンションで「外カギをかけていた」という情報はウソでしょう。外からカギをかける意味がないからです。
外カギをするなら、すべてのドアを施錠し、防音、防振にする必要があります。が、そうはなっていません。寺内自宅の下階に住む学生も疑問を呈しています。
その後、就職のために引っ越した中野区では、鍵に細工なしと報じています。
つまり千葉市でも中野区でも、どちらも出入り自由だったはずです。千葉市のマンションでは玄関口にどのような外カギをつけていたか一切報じられていませんが、外から見たら丸見えで目立つはずです。
「外カギをするなら、すべてのドア(ベランダの窓など)を施錠し、防音、防振にする必要があります。そうしなければ玄関にだけ外カギをしていても意味がないじゃないか」、と言ったわけです。
それは4月1日に下の動画でも言いました。
「鍵が外側からかけれらていた」と報じられた28日から本日4月4日ですが、一週間経ってからようやくTOP記事のように「窓にも鍵がしてあった」弁解してきました。
私の指摘を受けての「ご回答」、「シナリオの穴埋め」ご苦労様です。
しかし、なぜ事件を報道し出した27の翌日には「外から鍵」と報じたのに、ベランダ側の窓に内側から開けられない細工がしてあったことは、それから一週間経ってからようやく報道してきたのでしょうか?
私の主張を受けて弁解してきたとしか思えませんね。
なぜなら、このこのような指摘をしている者は私しかいないからです。
そして、私の指摘したことをのちに弁解している報道はこれだけではありません。
上記に転載した記事で私は
>千葉市のマンションでは玄関口にどのような外カギをつけていたか一切報じられていませんが、外から見たら丸見えで目立つはずです。
と言ったわけですが、それを受けては3月31日のひるおびでこのような報道がありました。
完全に私が記事・動画で指摘した、ことを受けて言い訳する報道がされています。
上記のものが付けられていたら確かに外から見たら違和感がないです。
しかし私はこうゆうものを想像していたから、外から見たら丸見えで目立つはずと指摘したわけです。それはなぜなら女子生徒が「外に鍵がついていた」と証言していたからです。↓
この証言から、「内側も外側も鍵穴の状態」である、ひるおびが言っている鍵を誰が想像するでしょうか?
もしひるおびが指摘するような物が付いていたら、女子生徒の証言は「外に鍵がついていた」ではなく、「内側から開けられなかった」と言わなければ不自然であるはずです。
この点やはり内側から本当に開けられなかったのか信ぴょう性が疑われますし、「防音・防振構造にしなければ、監禁はうまくいかない」という残りの私の指摘に対する弁解が残っています。
よって、「千葉市でも出入り自由だった」という主張はなんら払拭できていません。
この点の弁解報道待っています。
そしてなぜそのようなカギが付けられていたと、一メディアがわかるのでしょうか?警察が発表したのでしょうか?その点の指摘は私しかしていないんですがね。
しかも弁解報道はそれだけではありません。
上記転載記事で私は、以下のような指摘もしました。
>どうやって、寺内が学校に行っている間ネットを制限するのでしょうか?
まったく具体的な制限方法を報じていないため、「女子生徒がネットを自由に使えたら監禁ということにならない。まずい」と思った弁解の報道としか思えません。
パソコンの閲覧制限として、「ブラックリスト」「ホワイトリスト」とう設定をしていたというのです。
そのような設定ができるのはわかりましたが、それは一切の弁解にはなっていません。
そのような設定をそもそも彼がしていたのかは一切わかりませんし、仮にホワイトリストを作っていたなら、なぜ親がビラ配りしている様子を見ることができたのでしょうか?
そしてそもそも閲覧制限しなければいけないのに、なぜ彼女の部屋に彼女専用のパソコンを用意する必要があったのでしょうか?
上記画像のように、「女子生徒には部屋とパソコンが与えられていた」と報じられています。
なぜネットの閲覧制限をする必要があったのに女子生徒にパソコンを与えていたのでしょうか?
ネットの閲覧制限をしたいならそもそもPCなど与える必要ないのです。
これは普通に考えて、「大学で忙しい寺内は女子生徒が家で暇を持て余しているのをかわいそうに思い、パソコンを与えた。」こう考えるのが自然でしょう。
そして今日の4月4日の報道では、寺内が「失踪マニュアル」という本を参考にしたと報じられたことに対して、昨日私が書いたものと全く同じものが出ていますね。
これに対する指摘は以下の記事の通りです。
・<朝霞市少女誘拐>失踪願望を持つ人向けのマニュアルを参考に、少女にメモや手紙を書かせた。 ~女子生徒と寺内は相思相愛で利害が一致しているから強制する必要なし。
さらに、1ヶ月程度の失踪をする前に忘れてはならないことがある。
それが、失踪宣告書の作成、いわゆる「書置き」を残しておくということ。
もし書き置きがない場合、家族が警察に行方不明の届けを出し、警察が事件だと考えれば公開捜査につながることもあり、そうなると失踪どころではなくなってしまうのだ。
失踪宣告書で押さえておくポイントは以下の3つ。
1.自分の意志で失踪することを記す
2.必ず帰ってくることを強調
3.日付、氏名を記入
2番が守られていませんし、3番の「日付」が書かれていません。結果的に即捜索願が出されています。
完全に連動していますね。
是非とも次は、「傘にはひらがなで「あんな」と書いてあったんだよ。」、と報じてくださいね。
「杏花」の読み方は8通りあるんでね。
・<朝霞市少女誘拐>傘に書いてあった「杏花」を「あんな」とすんなり読めた寺内。行方不明になった2014年3月埼玉県「雨日なし」
<以下、関連記事・動画>
・<朝霞市中学生女子拉致監禁事件>「女子生徒は拉致され監禁されていた」と決めつけて報道していますが、彼女の意思で彼と生活していたのが真実でしょう。
・<埼玉県朝霞市行方不明女子中学生>女子生徒と寺内は事前にチャットで出会っていた。~両親・警察共に最初から二人の生活を知っていたのではないか?
・【朝霞少女誘拐】寺内の友達、彼女と寺内の様子を知っている人がいたら連絡をください。~なんでも隠ぺい工作と結び付ける警察。事件の発覚を防ごうと、少女を違う名前で呼ぶ
・<朝霞市中学生誘拐事件>「誘拐願望」とは、なんでしょうか? ~また新しい概念を作り上げて、大衆感情に揺さ振りをかけています。
・【朝霞少女誘拐】寺内の友達、彼女と寺内の様子を知っている人がいたら連絡をください。~なんでも隠ぺい工作と結び付ける警察。事件の発覚を防ごうと、少女を違う名前で呼ぶ
・<朝霞市少女誘拐>失踪願望を持つ人向けのマニュアルを参考に、少女にメモや手紙を書かせた。 ~女子生徒と寺内は相思相愛で利害が一致しているから強制する必要なし。
名前はローマ字表記だった、とも言いそうですw
いつも鋭い指摘の記事を、ライターさんも見ているのは確実ですね。
ただ、テレビの洗脳力は大きいものがあります。
たいていの人は、報道される=犯罪者・悪人、ということを疑いません。
報道の内容も同じです。
周りの人の意識も変えられず、自分の非力さを痛感しています。