
「誤った万引き記録」で中3自殺 第三者委設置へ(2016/03/19 05:54)
広島県の中学校で誤った万引き記録による進路指導の後に生徒が自殺した問題で、学校は保護者会を開き、今後の調査を第三者委員会に委ねたいと説明しました。
18日夜に開かれた2回目の保護者説明会で、学校側は指導と自殺との因果関係を認め、来年度から組織的に指導を行う「進路指導部」を設置するなどの改善策を説明しました。
保護者:「学校からの回答に対して納得がいかないという部分も結構あった」
学校は先月に報告書をまとめましたが、万引きがあったと判断した面談のやり取りを担任が一切、記録していないなど、ずさんな対応が次々と明らかになっています。学校側は記憶に頼った調査には限界があるとして、今後の調査は弁護士などを入れた第三者委員会に委ねたいと説明しました。今月中の設置を目指しています。
担任は面談記録作らず…「間違った万引き記録」自殺(2016/03/18 11:52)
広島県の中学校で3年の男子生徒(15)が自殺した問題で、担任が面談の記録を一切、作っていなかったことが分かりました。
学校がまとめた報告書では、担任が進路指導で間違った万引き記録をもとに「志望校への校長推薦ができない」と生徒に伝えたとしていて、これが自殺につながったとみられています。担任の教師は自殺した男子生徒と去年の11月以降、5回の面談をしていたほか、自殺当日の12月8日には両親と面談していました。しかし、そのやり取りを一切、記録していなかったため、学校は担任の記憶だけをもとに報告書を作成したということです。
府中緑ヶ丘中学校・坂元弘校長:「(記録が)ないということを聞いて、正直、がくぜんとしました」
また、自殺の原因は「ずさんな進路指導であった」とする情報の敷設がされています。
本文の中に
>学校側は指導と自殺との因果関係を認め、
とありますが、自殺の原因は学校側ではなく、自殺した生徒に向き合わなければ明らかになるはずがありません。
当たり前です。
「自殺した生徒に何があったのか?」
「生徒は普段から何を考え、何を感じ、何を思って自殺したのか?」
そこに向き合わなければ、自殺の原因はわかりません。
にもかかわらず社会は生徒に向き合わず、学校側のずさんさをでっち上げて、それだけを自殺の原因と決めつけて、文科省は対策を進めています。
つまり、自殺した生徒が不在のままで話が進んでいるのが、この事件の報道であり、
目論見を果たすためにそのような格好が顕在化しているのです。
今回の記事でも「(進路指導の)やり取りを一切、記録していなかったため、学校は担任の記憶だけをもとに報告書を作成した。」と、ずさんな進路指導が、それが自殺の原因であるかのような情報の敷設をしています。
生徒を40人ほど抱え、他にもやらなければいけないことがたくさんある先生が面談の記録を後日書いたり、総じて書くことは何らおかしなことではありません。
ただ自殺の原因をずさんな面接指導だとしたいがために粗探しをしているわけです。
この校長もマスコミの独自取材を受けまくっていますが、仲間をかばうことを微塵もせず、その表情や佇まいから傀儡犬感がにじみ出ていてわかりやすいです。
本事件は、新たな教育改革への契機にするために利用されています。
・広島中3生自殺の骨子は、軽井沢スキーバス転落事故と全く同じです。なぜ自殺の原因を「謝った進路指導」であると断定しているのでしょうか?また原因のすり替えで目的を達成しようとしています。