

空き家に“手投げ弾” 夜の住宅街騒然…60世帯避難(2016/02/26 16:15)
仙台市の空き家で手投げ弾のようなものが見つかり、爆発物処理班が出動。周辺では一時、60世帯が避難するなど騒然となりました。
以前記事で、「特定空き家」に指定されると、固定資産税が6倍になる「空き家対策特別措置法」が2015年2月末から施行され、その「特定空き家」の概念が広げられたら貧富の差がますます広がってしまう、と私は指摘しました。
・空き家対策特別措置法 〜「特定空き家=空き家」になったらどうなるか?
「特定空き家」とはなにか?ということですが
【特別空き家】とは?
放置すれば倒壊の恐れのある空き家や衛生上著しく有害となる恐れのある空き家などを「特定空家等」と位置付ける 「放置空き家」対策法成立 立ち入り調査可能に より
現在では、「倒壊の恐れがある空き家」が、特別空き家ですが、その概念が広げられ、「居住者がいない不動産に対して固定資産税が上げられるのではないか?」と私は指摘したわけです。
現在、貧富の差を広げることを支配者層は躍起なって社会敷設していますので、特定空き家の概念を広げることは、その方向性とも合致しているのです。
(以前、「空き家を私に貸してくれませんか?」と記事でさらっと言ったのですが、沢山のご連絡ありがとうございます。)
支配者層は富むものと富まざるものの二極化の幅を際限なく広げようとしています。
その「特定空き家」の概念を広げる流れが、施工から、ちょうど一年というタイミングで今回報道されました。(一番下に動画有り。)
今回の報道でもナレーターが「今風の一軒家から・・・」と、倒壊の恐れがない、新しい一軒家であることをわざと強調しています。(一番下に動画あり)
そして「拳銃・実弾・手りゅう弾のよ・う・な・ものが見つかった」と意味不明なことを言っています。
「それらなのか?それらではないのか?」は、すぐにわかるはずです。
しかし、「現在調べている」。と、「おおごと」にしているわけです。
つまり「誰が住んでいるかわからない、空き家のような状態は危険だ。例えそれが、倒壊の恐れがない今風の新しい家であっても。」という流れを正に作ろうとしているのです。
私が特定空き家の概念が広がったら大変だ、と言ってきたとおりの流れです。
そう思ったのも、施工された2015年2月の時点で共同通信が
空き家の判断基準として、1年間を通じて使われていない状態を目安に例示。
と報道し、概念を広げる気が満々な風潮はもうすでにあったわけです。
・空き家の判断基準、「1年間を通じて使われていない状態」 それを「特定空き家」の判断基準とイコールとしたいのでしょう ~空き家対策特別措置法の意味
そして今回の報道では、「拳銃・実弾・手りゅう弾のよ・う・な・もの」が見つかって、爆発物処理班が出動し、60世帯を非難させたことから、「拳銃警察銃所持禁止の流れ」を作り出す報道の流れも包括しています。
今回の報道は、特定空き家の概念を広げ、拳銃撲滅から警察官の拳銃所持禁止の流れ、二つの目的があると分析します。
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