「コンビニ店長さん安心してください。誰もカード申請して無いですよ。」〜マイナンバー制度 証明書コンビニ交付 26市町村見送り


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 マイナンバー制度の個人番号カードを使い、コンビニで住民票などを交付するサービスを県内で実施するのは都市部を中心とした14市町で、26市町村は導入を見送った。福島民報社の調査で分かった。人口規模の小さい町村はコンビニの少なさや多額の初期投資を理由に断念する傾向にあり、住民が受けられるサービスに格差が生じる。
 全59市町村を対象に調べた。各種証明書のコンビニ交付サービスの導入状況(22日現在)は【表1】の通り。会津若松、白河、須賀川、相馬の4市は平成15年開始の住民基本台帳カードで既にコンビニ交付を実施しており、個人番号カードでも引き続きサービスを提供する。1月に始まったマイナンバー制度を機に福島、郡山、いわき、二本松、南相馬、棚倉、三春、富岡、大熊、双葉の10市町が新たに取り組む。
 東京電力福島第一原発事故に伴い全町避難を強いられた富岡、大熊、双葉の3町は、全国約4万5000店のコンビニで証明書を交付できる利点を生かし、避難住民の利便性向上につなげる。住民が役場窓口に出向いたり、郵便で請求したりする手間が省ける。
 サービスの開始時期と交付する主な証明書は【表2】の通り。富岡は1月25日、大熊は2月1日、双葉は3月1日の運用開始を予定している。
 19市町村が検討中とした。一方、導入を見送った26市町村の多くがコンビニの点在や偏在を理由に、費用対効果が見込めないとしている。「多額の初期投資が負担」との回答も目立った。総務省によると、システムの構築費などで数1000万円掛かる。同省は交付税措置で費用負担する方針だが、本宮市や鏡石町は「上限額が設けられ、全額補助にならない」などとして国の支援が不十分だと指摘した。
 コンビニ交付は住んでいる市町村以外の店舗でも証明書を受け取れるほか、役所・役場の窓口が締まっている休日や早朝、深夜も利用できる。システムを構築していない市町村の住民はサービスを受けられない。
 コンビニ交付を見送った本宮市に住む自営業男性(69)は「国の始めた制度で市町村のサービスに不公平が生じるのはおかしい。格差が生まれないように国が主導すべきだ」と話した。
 総務省はコンビニ交付など市町村の行政サービスが「個人番号カード普及の起爆剤になる」(住民制度課)とみている。しかし、実際にはサービスを提供しない市町村もあり、先行きは不透明だ。


 

マイナンバーカードで便利になる社会構築の初期段階として、マイナンバーカードを使って「コンビニで住民票を取得できるようにする。」というサービスが始まりました。

2016年1月20日からコンビニでマイナンバー付き住民票が「100円安く」発行できます。 ~マイナンバーカードを持っている者が得する社会へ

しかしそれは、皆が公平にそのサービスを受けられるのではなく、数千万単位の導入資金が地方に委ねられ「一部の人しかそのサービスを受けられない」という事実をこの記事が教えてくれています。

記事にある自営業男性の

>「国の始めた制度で市町村のサービスに不公平が生じるのはおかしい。」

とは正にその通りで、新行政サービス導入が資本の大小でサービスの有無が変わってしまうのは問題でしょう。

ちなみに千葉市で行われている「マイナンバーカードを作ったら景品」は、論外中の論外です。

千葉市では個人番号カード普及促進キャンペーンとして申請者には漏れなく「豪華プレゼント」があります。

そしてそもそも住民票取得の機会はしょっちゅうあるものでもないですから、コンビニで交付できるメリットは我々にあるのか?という導入の必要性の有無はあるにしろ、コンビニ店経営者からすれば他店との差別化になりますから、導入できないことへのサービス低下の懸念も理解できます。(利用者はそんなサービス誰も欲してい無いとは思いますが。)

政府としては、マイナンバー制度を導入する上で、大衆に謳えるマイナンバー制度の利点が全く無い中で、ようやく出た「便利」がこの程度だったというのが実情でしょう。

「マイナンバーカードを使ってコンビニで住民票取得」は、マイナンバー制度の利便性を謳う為の一つの駒だったということです。しかも地方に丸投げの。

そして実際にマイナンバーカードの申請者はほとんどいないことが横浜市との電話の中で判明したのですから、(下動画参照)

住民票を取得できる端末が設置されないコンビニ店長さんへyasumura「コンビニ店長さん安心してください。」
「誰もカード申請して無いですよ。」

と私は言いたいです。

横浜市人口372万人で、現在交付が数人しかいないようですから。
だれもコンビニで住民票を取得しないし、できませんw

記事情報感謝!

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「コンビニ店長さん安心してください。誰もカード申請して無いですよ。」〜マイナンバー制度 証明書コンビニ交付 26市町村見送り」への4件のフィードバック

  1. チオビタ

    個人番号カード申請730万枚に

    住基の交付枚数上回る

    http://www.at-s.com/news/article/topics/national/203475.html

    去年の12月9日に、既に個人番号申請率14%だと伝えていましたから
    全然増えていませんね。
    信憑性については、確かめようがないことをいいことに
    総務省は、平然とこんな報道を・・・
    現場の状況を聞きましたから、信じられません。

  2. akiko

    「通知カード返還運動」まだまだ頑張る価値あります!(手元に置いてる人がほとんどです)
    さゆさん過去の記事、動画を見て、信頼しています。ここが居場所です。
    知りたいことがあります。できたらさゆさんの言葉での記事がよみたいです。
    「通知カード返還」の話の際、時々、言われることが、
    「先進国はマイナンバーとっくにあるんですってね!日本遅れてるの!?」
    調べました。過去のNHKテレビなどで「先進国は皆、番号制度があるという事実を」
    「先進国は皆、マイナンバーのような番号があると」いう嘘にすり替えてると
    の記事が下記のブログにありました
    「諸外国の個人識別番号の原状」
    http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2015/11/post-afb2.html

    「先進国は皆、マイナンバーのような制度をいれてるの嘘」下記動画
    http://blog.jjseisakuken.jp/blog/2015/04/post-d673.html

  3. イヴィ

    チラシを配ったときのことをはじめに簡単に書きます。ひとつの例です。

    チラシを配りに行き、お相手に私のことやチラシの内容を軽く説明すると、「だから…で、何ですか?」と返事があり、腕組みなどの警戒心を表すボディランゲージをされたりして、突き放すようなニュアンスを与えられました。
    それで、私も空気を変えようと別の糸口を探し、「私の言動に対する率直な意見を聞かせてください。」と言うと、それに対してきちんと真摯にお話しくださりました。(実は優しいひとにあたった♪)
    そのままその方がどう感じているのかを聞かせてもらっているうちに、その方自身も警戒心が解れてきたようで、最初に感じたような張り詰めた印象がなくなり、どんどんリラックスし始めていることをこちらも感じとれるようになりました。
    更に話が色々と膨らみ続け、マイナンバーに関しては、会社員みたいに提出を求められることがないし、自営なので自分で考えてする。といった主旨でしたので、しっかり考えてくださってると思います。
    お相手の最初の腕組みの姿勢から、握手したり優しい笑顔に変えられたことが胸に残るひとこまでした。
    ある意味で彼は鏡に映した私でしたね。(腕組みはこちらはしていませんでしたが(^^))

    周囲の状況は様々で、「会社からも提出を求められていないし、マイナンバーもイヤ。」という方や「職場から提出を要求されてるけど、拒否している。今この時こそ拒否するのが一番いい機会。」と考えておられる方などいらっしゃって、安堵しました。と同時に、さゆさんのHPからの情報と自身が体験することを重ねて思いを巡らすと、殆どの方々は、言葉とは裏腹に心の最深度では必要ないと判断しておられるんだ。と、ひしひしと感じずにはおれません。
    何か新しい事態が起こり、必要に応じて物事に取り掛からねばならなくなったとき、ひとはそれでもコンフォートゾーンにしがみつこうとする場合が多いそうです。ある意味、時と場合によりそれも間違いではないと思います。しかし今のご時世の中で物事を俯瞰したとき、それは本当のコンフォートゾーンでしょうか。
    多面的に捉えれば、出来ることはひとつだけではないと思います。マイナンバーに対して心奥に隠れている鬱積を取り出し、制度廃止に追い込むブレイクスルーが、忙殺される日々の中、数分だけ目を通すチラシであることは、それはそれは有意義であると思います。追い風は吹いていると思うのです。その追い風はシリアス過ぎる北風ではなく、南からやってくるような暖かくふわりと軽やかなものじゃないのかなぁと。この記事のさゆさん執筆文章やさゆさんセレクトイメージも、その一部分を物語っているように感じました(^^)/

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