安倍政権がPR 「混合診療で患者負担が減る」はデタラメ


混合診療を拡大するより、高度先進医療を拡充する方が安くなるのです。なぜかというと、高度先進医療は、治療効果やデータが蓄積され、安全性が十分証明されると保険診療に切り替わることが多いのです」

その通りです。厚生労働省が先進医療を保険診療に変えることが重要なのです。これには目安が無く厚生労働省の裁量のみなのです。よって医療の公的負担を減らしたい厚労省は承認しない。その議論を棚に上げて混合診療に変えれば患者の負担が減るのだと、本論と違う議論にもっていっているわけです。

国がそうしたい理由。混合診療にはその他、さまざまなデメリットがあります。

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安倍政権がPR 「混合診療で患者負担が減る」はデタラメ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150917/2

写真はイメージ/(C)日刊ゲンダイ
現状の高度先進医療を拡充すべき
「安倍政権の説明を聞くと、混合診療は認められていないように思えますが、現行制度でも94種類の高度先進医療に限って認められています。将来的な患者負担を考えた場合、混合診療を拡大するより、高度先進医療を拡充する方が安くなるのです。なぜかというと、高度先進医療は、治療効果やデータが蓄積され、安全性が十分証明されると保険診療に切り替わることが多いのです」たとえば、100万円の自由診療と100万円の保険診療のがん治療を受けるとして、3割負担のサラリーマンの自己負担額を考えてみよう。保険診療部分は100万×3割で30万円。だが、高額療養費制度を加味すると、最終的な負担額は8万円程度で済む。混合診療の場合は、自由診療部分は永遠にそのままだから、合計は108万円となる。

しかし、高度先進医療ならば、当初は混合診療と同じ金額だとしても、自由診療部分に保険が認められると、将来的な負担はグンと軽くなる。もともとの保険部分と合わせた200万円すべてが保険適応になり、高額療養費制度がダブルで利くため、総額は8万円で済む。実に自己負担額は100万円も違う。

安倍首相が高度先進医療の拡充を無視して、混合医療の拡大に集約しようとしたのは、こんなカラクリがあるからだ。そして混合診療の拡大とともに広がる自由診療の保険市場を狙うのが、米系保険会社。安倍首相に患者目線なんて、どこにもない。

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