「天皇の料理番」最終回17・7%で有終の美!瞬間最高20・3%
スポニチアネックス 7月13日(月)9時3分配信
俳優の佐藤健(26)が主演を務めたTBSテレビ60周年特別企画・日曜劇場「天皇の料理番」(日曜後9・00)の最終回(第12話)が12日に90分スペシャルで放送され、平均視聴率は17・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが13日、分かった。最終回で自己最高をマークし、有終の美を飾った。瞬間最高視聴率は午後10時21分の20・3%。退任のあいさつをし、涙を浮かべる主人公・篤蔵が亡き妻・俊子の形見の鈴を取り出すシーンだった。
【写真】代役なしで料理のシーンに臨んだ佐藤健に調理指導を行う佐藤月彦氏
全12話の期間平均は14・9%。テレビ朝日「アイムホーム」の14・8%を上回った。昨年10月期から2クールのテレビ朝日「相棒」を除き、今年1月期からスタートした民放のゴールデンタイム(午後7~10時)プライムタイム(午後7=11時)の連続ドラマとしては1位になった。
初回15・1%と好スタート。第2話11・4%、第3話12・0%、第4話12・7%、第5話14・5%、第6話14・1%、第7話14・9%、第8話15・3%、第9話16・7%、第10話16・1%、第11話16・8%と好調に推移した。
原作は直木賞作家・杉森久英氏の同名小説。大正~昭和の史実に基づき、日本一のコックを夢見た秋山篤蔵(佐藤)の生涯を描く骨太な人間ドラマ。TBS「世界の中心で、愛をさけぶ」「JIN―仁―」「とんび」などを手掛けたプロデュース・石丸彰彦氏、脚本・森下佳子氏、演出・平川雄一朗氏が再びゴールデンタッグを組んだ。
1クール作品としては異例の半年間の撮影を行い、当時の東京・丸の内はオープンセットで再現。壮大なスケールの一方、心に染み入る台詞や繊細な演出は視聴者の感動と涙を誘い「1クール終了はもったいない」などと絶賛の声が相次いだ。
何をしても長続きしなかった福井の“厄介者”の運命を、一口のカツレツが変えた。篤蔵は華族会館、パリの一流ホテルと厳しい修行を経て、ついには昭和天皇の料理を任されるまでに上り詰めた。その間、兄・周太郎(鈴木亮平)妻・俊子(黒木華)友人・新太郎(桐谷健太)師匠・宇佐美(小林薫)らに支えられ、愛された。
最終回、時は戦後。敗戦国の日本はGHQによる統治を受けることに。篤蔵は昭和天皇の料理番として何をすべきかを模索、ある決意をする。料理番人生、58年間の結末とは…。そして亡き妻・俊子の愛が、ある奇跡を起こす…という展開だった。
このドラマが始まる前に、「天皇の料理番」が始まることを、教えていただきまして、「さて、そのドラマを今放送することで、我々にどのように天皇に対する認識を植え込みたいのだろう?」という視点を持って、一話から昨日放送された最終話まですべて見ました。
現場の本気度・緊迫感、セットの完成度や金のかけ方が普通のドラマと違うことをひしひしと感じながら、同時に「プロの仕事」「妥協、隙のない作品」など、「意識が高いもの」というのは私、大好物ですから、大変面白い見世物として視聴させてもらいました。
ドラマの詳細な内容は皆さんに見てもらうとして、このドラマを放送した理由と言うのが最終話ではっきりとしました。このドラマの注目するべきポイントと思った部分を掻い摘んでお話したいと思います。
ドラマの全体像としましては、成長する主人公を描いた人間ドラマであり、笑いあり、涙あり、困難あり・希望あり、登場人物の一人ひとりのキャラクターが濃く、ワイワイと賑やではあるが気品ある庶民が、戦前から戦後の日本を歩んでいく姿が描かれていて中盤までは「天皇色」は出てきません。
シナリオも中盤を過ぎ、主人公がフランス・パリに料理修行に行き一流料理店で働くことになるのですが、その在勤中に「天皇の料理番にならないか?」と、在仏日本大使館に言われるわけです。そこで、主人公は、フランスで「世界一の料理人になるか?」、天皇の料理番になって「日本一の料理人になるか?」と考えるシーンがあるのですが、ただの天皇賛美なら、「日本一の料理人になることは、世界一の料理人だろう。」と即帰国を即決することになるのかと思ったわけですが、そうはならずに、一度は「世界一の料理人になる」との決意をし、帰国を断ろうかと思ったものの、フランスの渡航を応援してくれ、料理人の道を後押ししてくれた「日本に残し病床に臥す兄」のそばで、「天皇の料理番という自分の姿を見せたい」と、決意しフランス人フィアンセとの結婚を捨ててまで、帰国を決断するわけです。
つまり、天皇の為ではなく、家族の為に帰国すると言うシナリオであり、「世界>日本」と言う構図で描かれており、この部分を見ると、天皇の背後に外国人勢力がいるのか?という可能性を示唆しているシーンだと感じるのですが、もちろん、「世界>日本」と言う構図は戦略である、と私は見ているのは以前にこの記事で言いました。
そして、話は早くも最終話になりますが、最終話でやっとこのドラマの目的がはっきりするわけです。
最終話ではたくさんの「天皇賛美」、「天皇の人間性は素晴らしい」「(主人公が)天皇に命を張ってお使えする姿」が描かれ、最後に天皇が主人公の料理でのミスを気遣い、その「ミスを受けたのが自分でよかった」と、言うセリフを一番最後にひっぱり、「天皇の人間性は素晴らしい」かのように、締めくくってドラマは終わるわけです。
その最終回での「天皇賛美」のセリフを以下抜粋してみました
(お上=天皇)
・主人公 「わしは幸せ者です。あのようなお上にお使いできて」
・主人公 「お上はいい方なんです 絶対にいい方なんです 生真面目な優しい方なんです わしには分かるんです」
・主人公 (宮内庁に対して)「もし仮にお上に戦争の責任があったとして、世界中からそう言われたとして、でも わしはお守りしたいと思ってしまうんです」
・宮内庁 「陛下という存在を政治的なものでなく、日本の文化の一部と捉えてもらうことはできないものか?」
・皇室への配給も国民と同じようにする、とのシーン 「お上自身が民と同じように耐え忍ぶ」
食糧難の時にお上 「闇市で食材を仕入れるな。」
・主人公 「お上は生真面目だから お上は耐えしのいでいる」
・軍部に食料が鱈腹あるのを主人公が発見したシーン 軍部に殴りかかり 「お上は、あわやひえを入れた飯を召し上がっていますよ 米はもったいないって一食だけです パンだってとうもろこしやら芋を混ぜたもので・・」
・軍事裁判に天皇もかけるのか?というシーンで、主人公 「戦争をしたのは軍部ではないか!お上は開戦にも反対の意思をお示しになったと聞きました。我々のように偲びに偲んだお上が、なんで裁かれんといかんのですか!」と憤慨し宮内省に食ってかかる
このように天皇賛美が最終回に余すことなく散りばめられているのです。
その天皇賛美である、最終回の骨子は、日本がアメリカの属国になり、天皇が軍事裁判にかけられることに危惧した主人公が、お上を守る為に、アメリカの温情を買う為、アメリカの手となり足となり天皇を守る決意をするわけです。
そして、意地悪な米兵に、主人公が何度も耐え忍ぶシーンが繰り返されます。
料理店の女将の 「米兵は鬼畜 アメリカが着たら男は奴隷にされて 女はなぶり者にされるって噂」というセリフからも分かるように、アメリカ悪を刷り込み、「天皇の戦争責任はなく、素晴らしいお方」なのだから、「人生をかけて(天皇に)お使えするのが正しいことである」とドラマは我々に訴えかけてきます。
はい、ここでこの流れが現代での「ある方たち」と同じ役割であると、気付いた方はいるでしょうか?
そう、これらは私が危惧している某有名陰謀論者達と主張の骨子は同じわけです。
すべてをアメリカのせいにし、天皇の戦争責任の追及には一切だんまりなのです。
・常識・金・法・戦争・宗教・選挙などはすべて「地球を未来永劫統治するシステム」の為の「支配者層」にとっての道具にすぎません
ちなみに、ドラマの中で関東大震災の時にも、天皇は国民と同じく耐え忍び、宮内庁を避難民のために解放したり、天皇の料理番が避難民のために配膳をする場面も出てきて、天皇が我々国民を思いやっているような回もあります。
そんないじわるなアメリカ人が登場しアメリカ悪を刷り込むと同時に、途中、中国人が料理の毒見をし、料理をめちゃくちゃにされた主人公が怒ると言う「中国人悪」を織り交ぜてる抜け目のなさも見逃せません。
つまり、これらこのドラマの骨子を読み解いてみると、現代社会が我々に敷設している数々の報道や我々を取り巻く情報と一致していることが見て取れるわけです。
そしてそれら「アメリカを悪者に仕立て上げ」「天皇に戦争責任はない」とし「天皇を心から敬い、人生を捧げる主人公を正とする」ことをドラマを通して、社会通念であると敷設する目的でこのドラマが放送されたのが、戦後70年の節目に行われ、↓これらのことと無関係ではないでしょう。
・両陛下パラオから帰国、その翌日10日結婚記念日にイルカ160頭以上が茨城に打ち上げ ~なぜ、マスコミがイルカ打ち上げを挙って報道するのか?
つまりただの70と言う数字が切れ目が良いなどの単純な話ではなく、NWOのある段階の完成への節目なのでしょう。
上記最高視聴率が最終回であったという記事のように、一番見て欲しい回は最終回だったようです。
そして、天皇の料理番という誇り高い?台所のTOPのはずの主人公が終始、裕福には見えないのもまた興味深い点です。
最後に、「天皇も私も皆さんも同じ人間であり、上も下もない」と言う私の持論を述べておきます。
それを踏まえ本ドラマをご覧ください
さゆふらっとまうんど
さゆさん、私も同感です。
『天皇の料理番』というタイトルを見たとき、これはヤバいな、と直感しました。今のタイミングでこのタイトルのドラマを放送するのは、プロバガンダ以外に考えられないと思いました。
放送はほとんど見ていなかったのですが、昨夜の最終回は全て観ていました。
天皇賛美、そして満州国のお毒味役を馬鹿にしたような差別的な描写に嫌悪感を抱きましたし、日中戦争を【支那事変】と言っているドラマ内のナレーションにも非常に驚きました。
天皇崇拝を仕込んでいますね。神社仏閣参拝もそうですし、あへ首相には戦争を出来る国にさせて、自分は笑顔って。
誰にもわからないように、仕込んできましたね。粛々と。
次は、自衛隊が天皇の為に死ぬことでしょうか?
まったくばかばかしいです。
ほんとわかりやすいテロビですな。特に創価豚エスはこういう戦前戦中戦後ものドラマでのミスリードがお得意ですよ。
弱いものの味方のフリした、一見、強気をくじき弱気を助けるかのようにまとって、ミスリードするのが上手い「連中」ですね。
反原発!戦争反対を煽る「連中」に繋がってると思います。
このドラマがあのTBSで放送されたことが興味深いです。TBSといえばオウム真理教と関係が深かったことで有名ですし、この前新幹線焼身自殺事件では偶然記者が乗り合わせていたことで話題になりました。
旧約聖書のダニエル書には、イエス・キリストの到来の「時」を告げている「70週の預言」があるそうです。戦後70周年とNWOはこのように繋がってるかもしれません。
http://www.bible-jp.com/ss/839.html
↑
Raptさんの言う天皇中心のエルサレム(アジェンダ)
あとは、70人の長老たち、モーセ、カバラの原理などが出てきましたが… 預言繋がりなのかな。
http://www.nexyzbb.ne.jp/~schizmah/Schizmah'S_noteS/S.L.MacGregorMathers_TheKabbalahUnveiled.htm
趣味でカバラ数秘術の本持ってるので一応調べとこうと思います。
天皇礼賛ドラマを、今この時期にやること自体、魂胆が見え見えです。私は途中で見るのをやめました。天皇を素晴らしいお上と信じている人々が、日本にはまだまだ大勢いるのでしょう。明日は安保法案の強行採決だとか…。お上のために命がけになるのは素晴らしいこととでも言いたいのでしょうか? 国民は天皇財閥のために命を捧げろと、若者は人殺しの兵卒になれという、大日本帝国に逆戻りのような、そんな法案が通りそうです。このような題材のドラマを見たくはないです。これ以上、洗脳されるのはまっぴらです!!