官邸上空は無防備「防ぐ手だてない」
TBS系(JNN) 4月22日(水)18時51分配信
総理大臣官邸の屋上で小型無人機「ドローン」が見つかりましたが、官邸の職員たちは全く気付いていなかったということなのでしょうか。
22日は屋上に点検に行った職員がたまたま発見したということで、そもそもいつからあったのかもわかっていません。官邸では、警備上の理由から、どのくらいのペースで屋上を点検しているのか明かしていませんが、ある政府関係者は、ドローンの侵入は「きのうより前だった可能性もある」と話しています。
「ドローン等を利用したテロの対策、不断の検証と見直しを政府一丸として行っていきたい」(菅義偉官房長官)
現在、官邸の上空で無人機を飛ばしてはいけないという法律もなく、政府関係者は「防ぐ手だてがない」と語っています。
日本のまさに中枢とも言える総理官邸が、実際には空からの侵入には打つ手がなく、無防備だったことが明らかになった形です。政府は早急な規制の強化を迫られることになります。(22日17:41)
最終更新:4月22日(水)20時10分