カヌー市民に、海保「出て行け 犯罪者」と暴言 ~心に重きを置くならば「犯罪者」とは、とても曖昧な言葉です。


WS002307「出て行け 犯罪者」 海保がカヌー市民に暴言 辺野古新基地

琉球新報 4月16日(木)7時43分配信

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設に向けた作業が進む大浦湾で15日、カヌーで抗議行動をする市民に対し、海上保安庁の特殊警備救難艇「あるたいる」に乗った職員が「(臨時制限区域内から)出て行け、犯罪者」と発言した。市民や関係者らは「普段から思っていることが口に出たものだ」などと怒りの声を上げた。
 カヌー隊は同日午後、15艇で辺野古沖の長島付近の同制限区域付近で抗議行動を展開した。海保のゴムボートとの間でにらみ合いが続く中、一人の海上保安官が「犯罪者」と発言すると、市民は一斉に反発した。
 抗議船の船長仲宗根和成さん(36)は「あるたいる」に近づき、説明を求めたが、別の海上保安官が抗議船に乗り込み、沖合まで移動させた。その後、市民は行動を続けたが、カヌー5艇が次々と拘束され、辺野古の浜で解放された。
 行動後、仲宗根さんは「抗議自体を犯罪扱いされたら人権を批判されるようなものだ。われわれは作業への抗議をしたいだけだ。強権的な発言は許されない」と話した。カヌーチーム「辺野古ぶるー」を率いる佐々木弘文さん(39)は「反対すれば犯罪者ということか。普段から思っていることが出た発言だ」と批判した。
 第11管区海上保安本部は取材に対し「制限区域内に入る前に『入ると犯罪になる』といつも通りの指導をした。『犯罪者、出て行け』という発言は確認されていない」と説明した。
 一方、この日は米軍キャンプ・シュワブ前で座り込みを行う市民ら約100人がシュプレヒコールを上げた。海上ではスパット台船2基とクレーン船に作業員の姿が確認された。ボーリング調査関連の作業を続けているとみられる。

琉球新報社


もはや現代では「犯罪者」という言葉自体も「不審者」と同じくらいの曖昧で無意味な言葉と化しています。

なぜなら、立法能力を持つ国会が下記動画のような現状であり、不正選挙犯罪者議員が私欲や傀儡として動き、司法も崩壊していることは「不正選挙裁判」で立証済みなわけです。

犯罪を辞書で引くと

犯罪【はんざい】

実質的意義では一般社会の生活秩序を侵害する反社会的・反文化的・反規範的行為で刑罰を科するに適する行為。形式的意義では実定法によって刑罰を科せられるべきものとされている行為をいい,刑罰法規に規定された構成要件に該当し,違法性があり,有責な行為である。

要するに、法を犯した人が犯罪者になるわけですが、その法を司法や検察が権力者都合で運営するわけですから、国士が犯罪者になることは十分にありえるのです。

法よりも、我々の道徳心や良心・思いやりの心の方が優先される社会こそが、我々にとっての幸福な社会なのですが、法を権力者の都合で運用している現状から、「犯罪者」と言うレッテルを貼られた人の、行動を見てみると、なんら恥ずかしい行為ではない・むしろ賞賛されるべき行動である場合も十分にあり得るわけですから、我々の心に重きを置くならば、「犯罪者」とはとても曖昧な言葉なのです。

公園で子どもに声をかける大人は「不審者」か?


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カヌー市民に、海保「出て行け 犯罪者」と暴言 ~心に重きを置くならば「犯罪者」とは、とても曖昧な言葉です。」への1件のフィードバック

  1. 独楽人

    今更ながら三権分立の崩壊ぶりには、背筋の凍る思いがする。しかし民主主義の機能はかろうじてまだ生きている。全てを掌握される前に、もっとより多くの人に目覚めてもらわなくては。
    生活の場や仕事場で、今の日本の民主主義崩壊へのカウントダウンに、一抹の不安を抱いてはいても、現実的な危機として受け止めている人がほとんどいない。まるでそんなことを考えるのは自分たちには荷が勝ちすぎる、分不相応だから、といったおかしな反応をする。
    それでも私は私の周囲にいる人間(中高年代)に、社会の裏側をおもしろおかしく話して聞かせ、YouTubeなどでいろいろ検索するとよいとさりげなく促してきた。直接日本の置かれている状況を話しても、妙な顔をされて聞き流されるのが常だからだ。最近、YouTubeにアップされている地震に関する動画なりを見て、感想を述べてくれる人がいた。そこからが始まりだ。そう思いながらも、日本の現状悪化の急速さに比べて、その歩みの遅さに、冷や汗がでる。

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